LocJAM コンペティション
ゲーム翻訳者が対象のユニークな競技会が開催されます。元となる英語のゲームを日本語・フランス語・イタリア語・ドイツ語・スペイン語に翻訳し、品質を競うもので、イベントはオンラインで実施され、興味のある方ならどなたでも参加できます。IGDA本体のLocalization SIGが主催し、IGDA日本もSIG-Glocalizationを中心に企画協力を行っています。ご自宅で、自分のペースで進められますので、ご関心のある方はぜひ参加ください。
IGDA Localization SIGは第一回LocJAM コンペティションを開催します
4月5日(土)から4月13日(日)まで、第一回LocJAM コンペティションが開催されます。翻訳者、言語学者、ゲーム開発者、雑誌ライター、ハードコアゲーマー、そして英語からフランス語・ドイツ語・イタリア語そしてスペイン語にゲームを翻訳したいと思っている全ての人を対象とするもので、ゲームローカライズで初めての国際的な競技会です。
このかつてないアイディアの競技会は、IGDAに属する世界最大級のローカリゼーション専門部会である、IGDA Localization SIGが主催するものです。またIGDA日本に加えて、15社を数える国際的なゲームローカリゼーションベンダーや、ApsicやKilgrayといった翻訳ツールベンダー、そして世界中のゲーム翻訳に関するコミュニティや専門家が開催に協力しています。
参加者が翻訳するゲームは非営利でフリーのオープンソースで提供され、誰もが公式サイトでアクセスできます。全参加者はゲームローカリゼーションベンダー三社によって審査され、アマチュア部門とプロフェッショナル部門のそれぞれで、入賞者が選択されます。
「多くの若い翻訳者はゲーム翻訳者としてのキャリアをスタートさせる上で、いわゆる鶏とタマゴの状態におかれています。多くの人々はどうやってゲーム翻訳のプロジェクトに参加すればいいかわかりませんし、それゆえに経験を積むこともできません」。IGDA Localization SIGの世話人を務めるミゲル・バーナル・マリノ氏は、このようにコメントしています。「このイベントはインターネットという開かれた場所で、秘密保持契約などの障害なしに、互いに技術やアイディアを競い合い、仕事に対する愛情を共有できる良い機会です」。本プロジェクトのコーディネーターである、アレン・デレスピーニ氏はこのように補足しています。
本コンペティションの参加費は無料で、誰でも参加できます。入賞者には企業のスタジオ見学と業務委託の申し出という特典が授与されます。
また本イベントの協賛・協力の一環として、複数のコワーキングスペースが世界中でご利用いただけます。これにより、初心者の方でもゲームローカライズのエキスパートの協力を得て、楽しみながら本イベントに参加いただけます。
より詳しい情報や参加方法については、公式サイトをご覧ください。http://www.locjam.org
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