日本デジタルゲーム学会2010年次大会開催のお知らせ
■ 共通テーマ:デジタルゲームの過去・現在・未来
「デジタルゲームに関する学術、技術の進歩発展と普及啓蒙をはかり、会員相互間および関連学協会との連絡研究の場」となることを目的として2006年に設立された本学会、国際学会DiGRA2007開催後は実際の開発者、研究者による公開講座と論文誌の発行を中心として活動をしてきました。
公開講座は平日夜の開催にも関わらず、毎回多数の参加者に恵まれ、公開講座後の懇親会も含めると夜11時過ぎまで毎回活発な議論が繰り広げられてきました。また、論文誌は刊行回数を年1回から年2回に増やして、デジタルゲーム研究の貴重な発表の場として、その役割を増しています。その熱気を受け継ぐ形で、満を持して2010年大会を開く運びとなりました。
ソーシャルゲームの隆盛や新ハード発売のニュースなど、デジタルゲームを取り巻く環境は激変が続いています。そういう時代だからこそ、原点に立ち返り、現状を丁寧に分析した研究や、デジタルゲームの根本を問い直す研究が必要となっています。
今回の大会が、皆さまにとってデジタルゲームの過去・現在・未来を考える一助になることを期待しています。
開催日 2010年12月18日(土)・19日(日)
会 場 東京工業大学 田町キャンパス
■ 発表方法・申込方法
締切は7月末です。実行委員会での審査の後、8月末までに採否の連絡をさせて頂きます。発表が採択された方は、11月末日(予定)までにWordの標準フォーマットで10ページ以内の予稿集向け論文ファイルをWord形式で実行委員会まで送ってください。
※締切までの原稿が遅れた場合も発表はできますが、予稿集への掲載は保証されません。
参考までに、予想される主要なセッションを以下に例示します。
こうしたセッションの設定は、報告内容を制限するものではございません。皆さまの関心に沿ったテーマにてご応募ください。1つのセッション時間は2時間、3-4名を予定しています。また、1つのセッションの司会者・発表者をまとめて応募する「企画セッション」の提案も歓迎します。
■ セッション例
1)デジタルゲームとは何か
2)デジタルゲーム産業とその構造
3)デジタルゲームと社会
4)デジタルゲーム開発技術とその周辺
5)デジタルゲームとメディア芸術
6)デジタルゲームと人間科学
7)デジタルゲームと教育
たくさんの方の参加をお待ちしております。
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