日本デジタルゲーム学会第三回研究会: ゲームデザイン研究会(第二回)開催のお知らせ「ゲームデザイン研究の現状」【7月17日(日)14:00・UST中継有り】

投稿日時 2011-07-13 03:00 | カテゴリ: Digra

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 日本デジタルゲーム学会第三回研究会
ゲームデザイン研究会(第二回)開催のお知らせ
「ゲームデザイン研究の現状」
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日本デジタルゲーム学会では、国内ゲームデザイン研究の推進と質の向上のため、DiGRA Japanではゲームデザイン研究会を発足を検討しています。
 
定期的に研究会を行い、国内で行われているゲームデザイン研究をゲーム開発
者に知らせ、役立ててもらうのと同時に開発者から研究者へのフィードバック
を行うマッチングの場を提供するのが主な目的です。
 
以上の主旨に基づき、日本デジタルゲーム学会研究会第三回として
ゲームデザイン研究会(第二回)を開催いたします。
 
今回のテーマは「ゲームデザイン研究の現状」です。
日本、海外におけるゲームデザインの動向を紹介します。
■対象者
ゲーム開発者、研究者、学生、ゲーム研究に興味を持たれる方
 
■研究発表者募集
ゲストテーマとしてゲームデザインを中心とした学術研究発表を募集しております(発表時間は30分以内で希望する時間)。開発側の意見が伺える良いい機会なので、奮ってご参加ください。
 
「ゲームデザイン」という言葉は多分に曖昧な要素を含んではいますが、ここ
ではゲームプレイのために用意される遊びの仕組み全般とします。
 
日程:7月17日 14時 - 17時
会場:国際大学GLOCOM
   東京都港区六本木ハークス六本木ビル2F
   ホールA/B
定員数 20人 (UST放送もする予定です)
予約締切時間 2011-7-16 16:00
参加費 無料
 
参加登録はこちら:
 
講演応募はこちら:
 
開始時間 14時00分
定員数 20人
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日本デジタルゲーム学会研究会第三回 - ゲームデザイン研究の現状
?研究者はゲームに求めるもの、開発者がゲームデザイン研究に求めるもの?
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14:00 趣旨説明
14:10 井上明人(国際大学GLOCOM研究員)
14:40 ケネス・チャン(東京工科大学 修士課程)
15:10 ゲスト研究発表
16:10 ディスカッション
 
■講演内容

タイトル:ゲームデザインを「研究」するための前提
講演内容:ゲームデザインには数多く議論がなされているが、「研究」としてゲームデザインを考えていくためには何が必要だろうか。そのための前提を考えたい。
講演者:井上明人
議論演者ープロフィール:1980年生まれ。国際大学GLOCOM研究員/助教。2005年慶應義塾大学院
政策・メディア研究科修士課程修了。2005年より同SFC研究所訪問研究員。2006年より国際大学GLOCOM研究員。2007年より同、助教。2010年日本デジタルゲーム学会第一回学会賞(若手奨励賞)受賞。論文に「遊びとゲームをめぐる試論
―たとえば、にらめっこはコンピュータ・ゲームになるだろうか」など。2011年より#denkimeterプロジェクトを提唱。
 
タイトル:ゲームデザイン研究 ?どこから来たのか?どこに向かっているのか??
講演内容:既存のゲームデザイン研究の全体像がどうなっているか?どのような問題を抱えているのか?産業側とのコミュニケーションギャップがなぜ存在するのか?海外究事例を紹介することを通して以上の3つの質問をアプローチし、今後ゲームデザインの研究者は何に向けて進めばよいのかを考察していきたい。
講演者:ケネス・チャン
講演者プロフィール:香港とオーストラリアで育てられた香港人。英語、広東語、北京語と日本語のクヮドリンガル。2008年にアメリカのノートルダム大学の工業デザイン学科を卒業し、2009年から東京工科大学の大学院修士課程で脳波分析を基づいてゲームデザインについて研究しています。Siggraph
Asia 2010、Nicograph International 2011などで研究発表をしている。9月卒業予定。IGDA Japan
i18n Force (Internationalization Force)の他、DiGRA
Japan研究委員会学生フェローとしてゲームデザインの学問化に向けて活動中。Global Game Jam
2011東京工科大学会場の開催にも携わっている。連絡先:@chankenneth(ツイッター)、chan.kenneth.k(あっと)gmail.com

 





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