LocJAM2
参加者向けワークショップ 2月15日(日)14:00 高円寺コワーキングスペース こけむさズhttp://www.locjam.org/
2月24日追記:レポート記事が掲載されました
昨年実施され、好評を博したゲーム翻訳者向けの国際競技会「LocJAM」が帰ってきました。今年は2月22日から3月1日まで1週間にわたって開催されます。2月15日には都内でワークショップも開催されます。
E3 2015 スカラーシップの申込みが始まりました
IGDAが実施するスカラーシップで、米ロサンゼルスで開催されるE3 2015(6月16日-18日)の申込みが始まりました。締切は3月24日(アメリカ太平洋時間:23時59分)です。往復の航空券やホテル滞在費などは自己負担となりますが、世界最大級、特に家庭用ゲームの中心地で行われる展示会ですので、ぜひチャレンジしてみてください。
GDCボランティア募集開始
締切:1月18日(日) 午後10時(太平洋標準時)
http://www.igda.org/?page=gdc2015volunteer
IGDAで毎年恒例のGDCボランティア募集がスタートしました。ボランティアスタッフには全員エキスポパスが支給されるほか、各種パーティなどにも参加できます。期間中に12-15時間程度、ブース対応などを行うのが主な役割です。ただし渡航費と滞在費などは含まれませんのでご注意ください。なおIGDA会員であれば優先して採用が行われます。
IGDAがゲーム開発者満足度調査2014を公開
IGDAが実施した「ゲーム開発者満足度調査2014」について、カレントコンテンツで記事を書きました。以下数字だけを列挙していきます。元記事には過去の調査結果も含めてリンクが張られています。またCEDECでも7月31日まで同様のウェブアンケートを開催中です。
SIG-Womenのメールインタビューでマトリックスの高崎奈美さんにご回答いただきました
IGDAのSIG-Womenでは毎月、全世界の女性ゲーム開発者に対してメールインタビューを行っています。このたび先方から依頼を受け、マトリックスの高崎奈美さんにご協力をいただきました。原文の日本語を共有させていただきますので、ぜひご覧ください。なお高崎さんはCEDEC2014でパネルディスカッション「ゲーム業界における女性の働き方」にも講師参加される予定です。
IGDA20周年記念講演スライド&日本語参考訳
今年はIGDA設立20周年にあたります。これを記念してGDC2014では、さまざまな記念行事が行われました。そのハイライトとなったのが、創設者のアーネスト・W・アダムスによる記念講演「Herding Cats Doesn't Begin to Describe It」です。IGDA日本では本人の許諾を得て、スライドと講演原稿の日本語訳を行いました。
このスライドと原稿を読むと、IGDAの学際的な性質や基本的なミッションが、すべてアダムス氏の考えから生まれ、今もなお脈々と受け継がれていることがわかります。すでにアダムス氏はIGDAの運営から退いていますが、シンプルで力強いミッションは時代を超える好例でしょう。中でも「ゲーム開発者だと名乗る人は、誰であってもゲーム開発者です」(スライド54)は、IGDAの精神を端的に表しています。
アメリカのゲーム開発文化がよくわかる資料でもありますので、ぜひご高覧されることをオススメします(なお、GDC Vaultには講演動画もアップされており、無料で視聴できます)
翻訳:小野憲史
プルーフリード:矢澤竜太(Internationalization Force)
LocJAM コンペティション
ゲーム翻訳者が対象のユニークな競技会が開催されます。元となる英語のゲームを日本語・フランス語・イタリア語・ドイツ語・スペイン語に翻訳し、品質を競うもので、イベントはオンラインで実施され、興味のある方ならどなたでも参加できます。IGDA本体のLocalization SIGが主催し、IGDA日本もSIG-Glocalizationを中心に企画協力を行っています。ご自宅で、自分のペースで進められますので、ご関心のある方はぜひ参加ください。
IGDA南九州 設立趣意書
鹿児島県・宮崎県を主な活動領域として、IGDA南九州支部が発足準備に入りました。現在IGDA本体に申請中です。認証されれば国内で5番目の支部となります。IGDA日本は地域支部の一つとしてIGDA南九州を強力に支援していきます。
1. 設立趣意
IGDA(国際ゲーム開発者協会)は、ゲーム開発者の国際NPOです。全世界で1万人以上の会員と101の支部 45のSIGを持つ組織です。IGDAの理念に賛同し、その活動に参加している南九州のゲーム開発者が中心となり、2014年1月のGlobal Game Jam鹿児島開催において、南九州支部を設立します。
IGDA南九州支部のミッションは、南九州2県(鹿児島、宮崎)近辺のスマートフォンゲームを中心としたスマート・コンテンツ産業および各種ゲームコンテンツ産業を盛り上げることです。このために、地場の教育機関や自治体、そして地元企業との産官学連携を柔軟に展開し、3年5年後の若い人材が育つ魅力ある産業づくりをしてまいります。
IGDA南九州支部の特徴は、東京や福岡などの、ゲーム産業集積地とのリレーションシップにあります。設立発起人である株式会社HatchUp、株式会社HASKYの東京における業界ネットワークを適宜活かし、ゲーム業界のプロフェッショナル、トップ企業との連携を模索します。南九州出身人材のU・Iターンを中長期的な取り組みで支援してまいります。
2. 運営体制
代表:村山亮太(株式会社HASKY)
運営メンバー:八反田智和、他(調整中)
公式サイト・連絡先など
https://www.facebook.com/pages/IGDA-MInami-Kyushu-Chapter/1399625310289507
email igdamk@hatchup.co.jp(暫定)
4. 主な活動内容
a. ゲームジャム
b. トッププロセミナー
c. その他、地元教育機関、自治体、地元企業との産官学連携活動
5. これまでの活動実績(抜粋。2012年12月-)
ゲームデベロッパーズマガジンが全巻公開中
欧米圏のゲーム開発者御用達だった雑誌、ゲームデベロッパーズマガジンがGDC Vaultで全巻公開中です。最新技術や知見の吸収という意味では役目を終えているかもしれませんが、情報共有に対する厚みが感じられてクラクラします(結局のところ日本はまだ、ここまでの雑誌を発行するまでに至っていないわけですから)。またゲーム研究者にとっては貴重な資料になること間違いなし。この機会に一度チェックしてみてください。
IGDA本体の公式サイトがリニューアルされました
IGDA本体の公式サイトがリニューアルされ、よりシンプルになりました。支部の欄にはIGDA日本、関西、福岡、東北も掲載されています。またIGDAの歴史も簡潔に紹介されています。GDCとの関係についても触れられていますので、まるっと翻訳してみました。
GAME CAMP 2013 SUMMER
2013年はゲーム業界にとってアフリカ地域を再発見する年となりました。過去にもエジプトや南アフリカなど「南北」でコンソールやPCゲームのオフショア開発が行われていましたが、近年になってガーナやセネガルなど「東西」でモバイルを中心にゲーム開発が拡大しています。
中でもセネガルを中心とした西アフリカ諸国は、かつての宗主国フランスの影響もあって独自の文化を形成し、ゲーム開発クラスターとして確かな成長を見せています。2012年1月にはコートジボワールで初のゲームカンファレンス「GAME CAMP 2012」が開催。2013年2月にはセネガルの首都ダカールを中心に「GAME CAMP 2013」が開催され、会場もセントルイス(セネガル)、アビジャン(コートジボワール)、ロメ(トーゴ)、タンジール(モロッコ)と海外に広がり、総参加者数1000人を記録しました。
そして本年9月20日から22日まで、さらに規模を拡大して「GAME CAMP 2013 SUMMER」が開催されます。会場はコナクリ(ギニア)、アビジャン(コートジボアール)、アルジェリア(モロッコ)、ダカール(セネガル)、リーブルビル(ガボン)で、AALSL(African Association of Digital Leisure, Sport and electronic Ludo education、アフリカデジタルゲーム協会) of Senegal、EFIXX Studio、IGDAセネガルが主催。協賛・協力・後援にアンスティチュ・フランセ、サムソン、Amazonなどが入り、1万人の参加者数をめざすとしています。
テーマは「Eスポーツ」「開発者向けカンファレンス」「ネットワーキング」で、期間中に下記イベントをはじめ、さまざまな催しが行われる模様です。ちょうど東京ゲームショウの期間中で、日本の裏側でこのようなイベントが開催されているかと思うと、なかなか興味深いものがありますね。ちなみに本ニュースもIGDAセネガルから連絡をいただきました。彼の地では日本のゲームやアニメなどが人気で、企業進出やビジネス提携なども大歓迎とのことです。