CEDEC2014でのIGDA日本関連セッション
IGDA日本はCEDEC2014で2件のコラボセッションと、IGDA日本関係者による公募セッションを実施いたします。ぜひご参加くださいませ。
TGSインディゲームコーナーの出展費用が無料になりました
http://expo.nikkeibp.co.jp/tgs/2014/exhibition/press/pdf/tgs_release_20140528.pdf
昨年に引き続き開催されるTGSインディゲームコーナーで、SCEの協賛によりプラットフォームを問わず、出展費用(4日間で10万円相当)が無償となりました。また出展申込み締切も5月30日(金)から6月11日(水)まで延長されました。TGSにインディゲーム開発者が無償で出展できるという、この歴史的な機会をぜひご活用ください(以下リリース転載)
CEDEC2014の公募は2月1日からです
日本最大級のコンピュータ・エンターテインメント開発者向け国際会議「CEDEC」で、2014年度のセッション公募が2月1日より3月31日まで実施されます。
2014年はCEDECとTGSの日程がぐっと近くなります
CEDEC2014の開催日程が2014年9月2日(火)から4日(木)と発表されました。TGS2014は既報の通り9月18日(木)から21日(日)開催される予定で、海外参加者の増加などが期待されます。
ゲーム開発者の生活と意識に関するアンケート2013(調査結果速報)
CEDEC2013にあわせて実施されていた「ゲーム開発者の生活と意識に関するアンケート2013」で、このほど調査結果速報が公開されました。CEDEC運営委員会ではプレスリリースで概要を次のように整理しています。
「日本のゲーム開発者は、おもに男性で、年齢は34歳、4割が既婚。中堅のゲーム会社に正社員として勤務し、勤続7年。年収は522万円。自身の仕事の成果を上げられるか、成果を公正に評価されるかが不安で、ストレスを感じつつも、現在の仕事には、おおむね満足。何よりもゲーム好きで、生涯ゲーム開発者でありたいと願う「生真面目な職人気質」であることが分かりました」
有効回答数は473件で、調査結果はCEDEC運営委員会と専修大学ネットワーク情報学部の藤原正仁講師によって分析されました。日本のゲーム業界で本分野における大規模定量調査が行われたのは初めてのことで、今後さまざまな形で活用される基礎資料となることが期待されます。
なお、IGDA本体でも2014年に同様の調査が予定されています。2009年の調査では「86%がmaleで82% が白人。平均年齢は31歳で、これは先進国の労働者の平均年齢(カナダ39.9歳、アメリカ42.1歳)より若く、23%が子どもを有している。53.8%が100人以上の社員を抱えるスタジオで働き、36%がパブリッシャーかその子会社、28%が独立系スタジオに属している」ことがわかりました(国籍については不明ですが、米国だと思われます)。また2004年の調査も公開されています。
TGSでインディゲームコーナーとセンスオブワンダーナイトのエントリー受け付け開始
今年の東京ゲームショウで早くも話題を集めているインディゲームコーナーで、エントリー受付が5月17日(金)から開始される旨のアナウンスが流れました。あわせて好例となっているセンスオブワンダーナイト(SOWN)のエントリーも本日より受け付けが開始されます。IGDA日本は両イベントに協力しています。
インディゲームコーナーは国内外からのインディペンデントゲーム開発者を主な対象に、参加しやすい価格帯で出展を募るもので、コミケと同じ長机形式でデモプレイ展示が可能です。ただし「ゲームショウ」ですから、販売や二次創作物などの展示はできませんが、しっかり来場者にゲームをプレイしていただける環境や、電源などが提供されます。またSOWNのファイナリストにはインディーズゲームコーナーへの出展権利が授与されます。すなわちSOWNのタイトルが、見るだけじゃなくて、実際にプレーできるってことです。これはすごいですよ!
TGSの主催団体である一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会と日経BP社はリリースで「コンピュータエンターテインメントを楽しむことができるプラットフォームが広がる中、機動的な開発体制や資金調達、あるいは流通を可能とする、インディペンデントゲーム開発者の存在が世界的に大きなものになっています。東京ゲームショウでは、新たなコンピュータエンターテインメントを生み出す活力となる、これらインディペンデントゲーム開発者に向けた企画を実施します。」とコメントしています。
SOWNは革新的なゲームのアイディアをプレゼンテーションするもので、GDCで開催されるインディペンデントゲームフェスティバルなどと並んで、国際的なインディゲームのコンペディションとして認知が高まってきました。近年では「The Unfinished Swan」や「Hazard - The Journey Of Life」など、SOWNでファイナリストとなったゲームが、IGFでアワードを受賞したり、商業展開されたりといったサイクルも生まれています。
また非常にタイミング良く、ソニー・コンピュータエンタテインメントからPlayStation向けゲーム開発プラットフォーム「PlayStation Mobile」でパブリッシャーライセンス料の無料化というビッグニュースが発表されました。99ドルのライセンス料が必要だったものが、2013年5月8日から2013年9月2日まで無料となります。さらに6月1日(土)にはIGDA日本SIG-Indieで第10回研究会「PlayStation Mobileの現状と可能性」が開催されます。会場ではいち早くゲームを開発・配信されている同人・インディーズ開発者がポストモータムを行う予定です。
こんな風に同時多発的にインディーズ向けの施策やイベントが行われる中で、TGSに向けたボルテージがますます高まってきたという印象です。なんといってもTGSにインディーズゲームが出展されるなんて、史上初めてですから! 国内外の注目度は半端ないと思われます。ぜひチェックしてみてください。
■「インディーゲームコーナー」に関するお問い合わせ先(メールのみ) indie@nikkeibp.co.jp
■「センス・オブ・ワンダー ナイト」に関するお問い合わせ先(メールのみ) sown@c-linkage.co.jp
TGSインディーズゲームコーナー
東京ゲームショウ2013の開催概要が本日発表されました。既報の通り、新設されるインディーズゲームコーナーで、IGDA日本が企画協力をさせていただきます。
コーナーの詳細や出展募集概要などは後日アナウンスされますので、ご期待ください。みんなで盛り上げていきたいですね! またご要望などありましたら、ぜひinfo@igda.jpまでお寄せください。
CEDECでCRI・ミドルウェアがサウンドツールのワークショップを開催
CEDECでCRI・ミドルウェアによるサウンドツールのワークショップが開催されます。同社の『CRI ADX2』を用いて、サウンド制作に興味がある方や、ツールに触れたことがない方に、「ゲームに音をつける楽しさ」を体験してもらいたい、というのが目的です。この機会に、これまでサウンド制作に縁のなかったゲームデザイナー、アーティスト、プログラマーの方も、サウンドがゲームにもたらす効果を体験してみてはいかがでしょうか。講師は同社の田中孝さんが行われるそうです(サウンドの効果については、福島GameJam体験記として、同社ブログでも紹介されています)
CEDECセッション参加についてのお知らせ
IGDA日本では8月20日(月)から8月22日(水)まで横浜パシフィコで開催されるCEDEC(コンピューターエンターテイメントデベロッパーズカンファレンス)2012で、「GGJからプロのゲーム開発者が学んだこと」と題したセッションを開催することになりました。
当日は代表の小野憲史がモデレートし、バンダイナムコスタジオでリードプログラマを務める湊和久氏、マッチロックでBISHAMONのエバンジェリストを務める後藤誠氏、フリーランスのゲームデザイナー&プログラマで、多数のゲームジャム参加経験を誇る石川将光氏がパネリストとして登壇し、プロの視点からゲームジャムに参加する意義について議論を進めていきます。
くしくも今年はグローバルゲームジャムが世界最大のゲームジャムイベントとしてギネスブックの認定を受け、グローバルゲームジャム発起人の1人となったSusan GoldがCEDEC AWARDSでノミネートを受けるなど、ゲームジャム自体に大きな注目が集る年となっています。ゲームジャム参加経験のある方、参加してみたいけど、まだ内容がよくわからないという方、さらには学生の方まで、ふるってご参加ください。
東日本大震災被災地の学生への無償パスのご提供について
この度CEDEC運営委員会では、2011年3月に起きた東日本大震災で被災された学生を対象に、CEDEC 2012の受講パスを無償でご提供する事といたしました。
応募要領は以下の通りです。
◇ご提供パス CEDEC 2012レギュラーパス(3日間有効、会期中の全てのセッションを受講可能です)
◇応募資格 青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県の大学、短大、専門学校、大学院に就学している学生の方
◇募集人数 30名(応募者多数の場合は抽選とさせて頂きます)
◇募集期間 7月13日(金)まで
◇お申込み方法 下記項目を記載の上、7月13日(金)までにCEDEC事務局(secretariat@cedec.jp)まで電子メールにてご連絡ください。
1)氏名
2)住所
3)電話番号
4)連絡先メールアドレス
5)通っている学校名および学科、学部、学年
※結果は7月18日に当選者の方にご連絡します。
※CEDEC会場までの交通費、滞在費は自己負担となります。
※当選者の方には学生証等、在学を証明する書類をご提示頂きます。
CEDEC 2012 テーマを『エンターテインメント・ダイバーシティ』に決定
日本最大のコンピュータエンターテインメント開発者向けカンファレンスCEDEC 2012 テーマ
Cross Borderのさらなる進化と変革を求めて『エンターテインメント・ダイバーシティ』に決定
6月20日(水)から、受講申し込み受付開始
一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(略称:
CEDEC運営委員会では、このほど、2012年のテーマを「
GameBusiness.jp に今年のCEDECの運営の方向性についてのインタビュー対談が掲載されています。
斎藤:僕はCEDECの運営委員会に入ったとき、開発者がもっと自律的に仕事をして、動けるようにしていきたかったんです。そのためにはCEDECがもっと魅力的になる必要があるし、そこに自発的に参加したいと思わせるようにしなくちゃいけない。そして公募したい、喋りたい、ネットワークを広げたい、というようになればいいなかと。ただ、鶴谷さんが言われたように、一方でゲーム自体が「狭い」産業になりつつあるのが問題です。そのためにはCEDEC自体の意味合いを広げて、参加者に新しい刺激を与えられる場にしていきたいんです。そんなふうにCEDECを広げてくれるものが、IGDA日本かもしれないし、ウェブ業界かもしれないし。ベテランの方から若手まで、どんどん公募して欲しいですし、プログラマー中心のカンファレンスというイメージがついていますが、ビジュアルアーティストやサウンド、ゲームデザイン、さらにはビジネスをされている方まで、さまざまな方に参加していただきたいので、ぜひ公募をお待ちしています。最近はゲームを使った街おこしなどもありますが、もちろん自治体の方でも歓迎です。
CEDEC講演者募集・分野毎講演テーマ例のご紹介(プロデュース分野・技術基盤分野)
今年度の新しい試みとして、CEDECで公募の具体的なアイディアが公開されています(これらは公募案を限定するものではなく、一つの指針としてもらうためのものです。これ以外の内容でももちろんOKです)。追加でプロデュース・技術基盤分野でも、このたびテーマ例が発表になりました。公募アイディアを固める上での参考になればと思います。なお公募前には過去の事例をCEDiLで検索されるといいでしょう。
公募締め切りは3月19日(月)です。
CEDEC講演者募集・分野毎講演テーマ例のご紹介(ビジュアル・アーツ分野)
今年度の新しい試みとして、CEDECで公募の具体的なアイディアが公開されています(これらは公募案を限定するものではなく、一つの指針としてもらうためのものです。これ以外の内容でももちろんOKです)。公開が遅れていたビジュアル・アーツ分野でも、このたびテーマ例が発表になりました。公募アイディアを固める上での参考になればと思います。なお公募前には過去の事例をCEDiLで検索されるといいでしょう。
公募締め切りは3月19日(月)です。
ビジュアル・アーツ分野
■CESAゲーム開発技術ロードマップ(VA分野)
ハード、ソフトウェア技術の進化によって、コンピュータ・エンターテイメントのビジュアルは表現の自由度が高まり、ビジュアル表現の各要素が専門化、高度化してきました。また、プラットホームの拡大によって、ビジュアル表現に求められる課題も多様化しています。こうした状況を踏まえ、タイトル事例に加えて、ビジュアルの各セクション毎に関連したテーマをより深くフォーカスしたセッション構成にする事で、今後のそれぞれの方向性、課題を予見できると考えます。
■背景
- 巨大オープンフィールドの作成、アセット管理
- 天候変化に対応したBG作成
- 破壊表現を考慮したBG作成
- 高度化するライティング表現
■キャラクタ
- 高度なフェイシャル( キャプチャ / リグ )
- UV展開の秘訣・ツール・Tips
- スカルプティング・アプローチ(デザインイメージから3D化への造形プロセス)
■エフェクト
- エフェクト表現( アニメ / フォトリアル )
- フォトリアルのためのポストエフェクト表現
- NPRを意識したポストエフェクト表現
- ダイナミクス表現
■アニメーション
- プロシージャルアニメーション
- ローコストモーションキャプチャシステム
- ダンスアニメーション
■UI
- 様々なプラットホームにおけるUIデザインの現状とこれから
- アフォーダンス
- ユーザー・エクスペリエンス
■ワークフロー
- アートデータのアセットマネージメント、パイプライン構築
- アーティストワークフローの最適化
■その他
- カラーマネージメント、リニアワークフロー
- アーティスト・コントロールのリアルタイム・シェーダー
- 表現のスタイライズ(イメージとビジュアル技術の結びつけ)
「CESAゲーム開発技術ロードマップ2011年版」を公開中
CESAゲーム開発技術開発ロードマップは、ゲーム開発にかかわる様々な技術における最新の動向と、近い将来に活用される可能性のある内容をロードマップとして公開するもので、ゲーム開発者、関連する業界関係者、研究者や学生の活動指針として役立てていただくことを目的としています。2009年に初めて公開され、今回が3回目の発表となります。
CEDEC2011にて実施された“CESAゲーム開発技術ロードマップ 検討会”で行われた議論をもとに、CESA技術委員会および運営委員会での協議により作成いたしました。
本技術開発ロードマップの特徴として、ゲーム開発において重要と思われる技術テーマを選び出し、簡潔かつ判りやすく表現することで、概要をいち早く理解し、調査、研究、議論に活用できる内容となっています。
★内容の詳細はこちらから