【カンファレンス--ADVOCACY】Conference--ADVOCACY

(12)Curiosity, Courage and Camouflage: Revealing the Gaming Habits of Teen Girls　好奇心、勇気、水面下の心理：ティーンの女の子のゲーム嗜好を紐解く
http://schedule.gdconf.com/session/curiosity-courage-and-camouflage-revealing-the-gaming-habits-of-teen-girls

講師2名（Rosalind Wiseman と Ashly Burch）が男女両方の未成年ゲーマーに関する全国調査の結果と分析を解説し、若年層の社会生活におけるゲームの活用、姿勢や影響などを浮き彫りにします。本セッションではまた、ゲームのプレイ体験におけるキャラクター描写やストーリーに対する女性プレイヤーの意見も紹介します。キャラクターやストーリーにおいて、自分たちに近い存在が登場しているかどうか、登場してほしいと思うかどうか。女性キャラクターの性別的特性の強調からどのような影響を受けているか。ゲームの女性登場人物の現状についてどう思うか。インスピレーションや思い入れを強く感じるのはどういったゲームなのか。これらの切り口に加え、女性の描写や、同年代の女性ゲーマーのゲームの遊びかたなどに対する未成年男子ゲーマーの意見も紹介します。

得られる情報：
作ったゲームやそのストーリー、女性キャラクターの不在や主人公の画一化について、高校生ユーザーにどう思われているかを知りたいと思ったことはありませんか？　米国全土の男女未成年ゲーマーを調査した結果から、次世代のゲーマーおよびゲーム開発者の姿を探ります。

想定参加者：
ゲーム業界各方面のゲーム開発者、および、社会的公正に興味のある方々、子供のいる方々、教師、教育者、活動家


(13)Building a Manifesto for Game Accessibility　ゲームのアクセシビリティのためのマニフェスト策定

http://schedule.gdconf.com/session/building-a-manifesto-for-game-accessibility


IGDAのアクセシビリティグループ（Game Access SIG http://igda-gasig.org/ ）が発足してからのこの10年間で、同分野において様々な進歩がみられ、認知度も上がりつつあり、障害をもユーザーのアクセシビリティを考慮する開発者が続々と増えつつあります。しかし道はまだまだ長く、ハードウェア、ソフトウェア、サードパーティツール、オンラインコミュニティ、教育そして政策などの面で障壁となっている要素を取り除いていく必要があります。本セッションでは過去10年間の主たる業績や展開を振り返り、参加者からの提案もまじえて今後注力していくべき重要な面を検討し、業界全体が誰でもプレイできるゲームを目指せるように各人ができることのロードマップを提案することで、娯楽や生活の質のプラスとなるゲームをより広いユーザー層が楽しめることを目指します。

得られる情報：
アクセシビリティの発展の歴史の一部と、現在に至るまでの主要な出来事の概要、および、業界が誰でもプレイできるゲームを目指していくための工夫や啓蒙活動のいくつかに関する具体的な理解。

想定参加者：
障害をもつゲームユーザーにとってのアクセシビリティに興味があり、より詳しく学んだり、同分野の前進の一助となったり、有意義な議論の一角を担いたい方々向けです。アクセシビリティ分野の経験の有無を問わず、有意義な内容をお届けできるはずです。