ゼンリンがUnity向け3D都市データを無償提供
http://www.zenrin.co.jp/product/service/3d/asset/index.html
地図情報でおなじみのゼンリンから、Unity向け3D都市データの無償提供が始まりました。第一弾として秋葉原を再現した「Japanese Otaku City」がアセットストアで配信されています。データは「クリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンス(CC-BY)」に基づき提供されており、ゲーム中で幅広く使用できます。同社では今後も渋谷・天神・ラスベガスなど、日本21都市・世界50都市以上のデータをゲーム・シミュレーション用途に販売していく予定です。
今回のデータはJR秋葉原駅周辺の約625m四方が再現されたもので、晴天、曇空、夜空の気候データや、雨、風、ライト、影(for Unity Pro)のエフェクトがプリセットされており、3Dキャラクターモデル「クエリちゃん」も含まれています。クエリちゃんには70種類のボイスが含まれており、街中をクエリちゃんを操作して飛行したり、車の自動ルート走行に使用できるNav Mesh AI Car機能も含まれています。CEDEC2014にもブース出展を予定しており、来場者はデモを見ることができます。
同社はPSP向けにGPS連動エンタテインメントソフトを発売した実績があります。またGlobalGameJam2014でお台場・ゼンリン会場を主催するなど、近年ゲーム業界への展開も強化中です。本データを使用して、おもしろいゲームがどんどん作られることを期待したいですね!
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