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このページは、NPO法人国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)のホームページです。 IGDAは全世界のゲーム開発者を対象とした国際NPOです。日本語での情報交換の場にご活用下さい。

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■ニュース掲載について
IGDA日本ではゲーム開発に関連するニュースを募集しています。イベント情報やプレスリリースなどをinfoアットigda.jpまでお送りいただければ、内容を精査の上で掲載させていただきます。運営ボランティアの仕事状況によってはアップできない場合もあり、またその旨をご連絡をしない場合もあります。

■ニュースの著作権について
ニュースの著作権は、カテゴライズがIGDAおよびIGDA日本に関連するものの場合、IGDA日本に帰属するものとします。 それ以外のプレスリリース等の投稿記事については投稿者、もしくはその所属される企業に帰属します。転載による記事については転載元の個人、または組織に帰属しています。

■記事内容について  
IGDAおよびIGDA日本に関連するニュースをのぞき、掲載しているニュースはIGDA日本の立場を代表するものではありません。また、それらの記事内容についてIGDA日本は責任を負いません。

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2010年12月8日より、IGDA日本に掲載されたニュースの一部が、GameBusiness.jp に転載掲載されています。転載記事は「Text from IGDA日本」と記載されます。転載に問題がある場合は掲載後でも構いませんのでご指摘ください。

<最終更新2013年3月10日>

サーバーを移転しました。2015年3月22日(日)
IGDA日本のサイトを移転しました。

こちらは、2015年3月22日(日)までの情報を掲載した旧サイトになります。

old2014.igda.jp

これ以後の情報は、新サイトに掲載しています。

www.igda.jp
インディ・同人ゲームを出展しよう!(OGC併催)

Independent Game Developers Summit 2015

4月24日(金)  【申込み・詳細】  <===出展申込みが延長されました(3/31まで)

IGDA日本
IGDA日本 : あけましておめでとうございます/IGDA日本の今後のミッションや貢献のあり方について
投稿者 : shin  投稿日時: 2011-01-05 05:42 (3540 ヒット)   

 明けましておめでとうございます。
 昨年も、多くの皆様に支えて頂きましたことを心からお礼申し上げます。
 IGDA日本の今後の貢献のあり方について、長文になりますが、少しだけ思うことを書かせてください。
 
 
■IGDA本体は大きな再編期に入っています

 昨年夏にゲーム業界出身のGordon Bellamyが新しいExecutive Director(専務理事)についてから、世界全体のIGDAの活動をまとめ直そうという努力を続けています。IGDAは、以前、その職にあったJason Della Roccaが、09年春に離れた後、組織としての規模が拡大している割に、中心的にまとめることができる存在がいなかったために、全体は混乱した状態にありました。
 
 世界中に存在する支部(チャプター)の一つであるIGDA日本は、本体の活動を意識することなく、独自の活動を展開し、独自のルールで運用を続けていたのがこの数年の状況でした。スーパーチャプターとも本体からは言われている状態が続いていますが、IGDAが本来持っている、「International」という特性から考えると、問題があるのではないだろうかと感じていたのも正直なところでした。
 
 ただ、エネルギッシュなGordonが職に就いた後、かなり状況が変わってきました。今月28日に開催されるGlobal Game Jamへの取り組み、Skypeを通じての支部間の定期ミーティング、Facebookを使った積極的な情報交換、GDC2011に向けた新しい取り組みなど、新しい動きが急激に出てくるようになりました。
 Twitterも状況を大きく変えつつあります。IGDAで検索すると、多くの支部が活動をしていることが、今までよりもはるかに把握しやすくなりました(同時に、多くの方が日本語で発言してくださっていることもあり、IGDA日本の世界におけるステータスは高い状態が続いています)。
 
 今年、GDC2011では、IGDA本体からの提案があり、IGDA日本がモデレートするラウンドテーブルを行う方向で企画が進んでおり、チャプターとしての新しい役割も求められることになりそうです。
 混沌状態に陥っていたIGDAは、急激に、再びエンジンが掛かりつつある状態に変わりつつあります。
 
 
■IGDA日本のこれまでのミッション  


 IGDA日本は、2002年に、最初の「GDC報告会」を開催したことからスタートしました。当時の参加者は30名あまりで、スタートは小さな会合でした。日本のゲーム開発者コミュニティは存在しておらず、日本のゲーム業界はかなり閉鎖的な状態でした。
 そのため、IGDA日本のミッション(使命・役割)であり、ゴールは、長く以下のように設定していました。
 
「ゲーム開発者のコミュニティを作り、情報共有ができるようにして、お互いが切磋琢磨できる環境を作ることで、(日本の)ゲームとゲーム産業の発展に貢献する」
 
 しかし、この8年あまりの間に、多くの方に支えて頂きながら、大きく日本の状況は変わってきました。IGDA日本自身が主催するセミナーや、様々なSIGグループによる勉強会、また、CEDECの発展と定着化など、開発者向け情報の増加。それらのものにより、閉鎖的だった時代から考えると、別の時代のようです。そのため、このミッションをゴールとして考えると、2年前ぐらいには達成できていたと個人的には考えています。(IGDAのミッションは、NPOであるため、自らが単独で達成する必要はなく、社会的に達成できている状態が生まれていればよいと考えます)
 逆に言うならば、このミッションは、古くなりつつあるとも思うようになっていました。ミッションでは、現状維持ということになってしまうためです。しかし、ここ2年あまりに間に、10あまりのSIGに増加するなど、活動の幅は広がってきています。それらのものを位置づけるように、再定義が必要なのではないかということを、ずっと考えておりました。
 もっと広く定義をしていく必要があるだろうと。

 
■IGDA日本の新しいミッション
 
 NPOにとって重要なのは、自らはどのようにミッションを定義しつづけるのかという課題があります。企業や行政といった組織で達成できないところを補完する役割を担うところにこそ、価値があるためです。IGDA日本は、すでにどんな貢献を行うことが出来るだろうかというものです。
 
 そのため、以下の様に、より広い形で、再定義を行わせて頂こうと思います。
 
「日本の地域優位性に立脚し、ハイテク産業に最適化されたダイナミックな情報交流が、常時活発である状況を創出することで、(日本の)ゲームやゲーム産業の発展に貢献する」
 
 これは、アンナー・サクセニアン『現代の二都物語 なぜシリコンバレーは復活し、 ボストン・ルート128は沈んだか』(日経BP社)を参考にした考え方です。この本では、シリコンバレーの思考様式が歴史的に形成されたということが示されています。なぜ、シリコンバレー地域が、ボストンに比べて、イノベーションの速度が速く、特にコンピュータ分野において競争力が強いのかということを分析している有名な著作です。
 結局、企業を越えたその地域内のイノベーション文化への貢献を多くの人が、第一義に考える思考様式にあることが示されています。それらの考え方が、同地域の競争力を現在に至るまで引っ張っているのです。GDCやIGDAの成立の源流も、この考え方に沿っています。
 
 具体的には,(1)スタンフォード大学の地元向けの高度な社会人講座、(2)半導体メーカーのフェアチャイルド元社員が広めたオープンな企業精神、(3)(学習を目的にした)技術者の情報交換組織の発達、(4)同業他社の人とバーで飲み気軽に情報交換を行う風土、といった歴史的要因があげられています。この考え方を、日本的に考えを再構成しながら、応用していくことが出来ないかと思っています。
 もちろん、IGDA日本の活動の今までの中心は、(3)(4)といったものが中心であり、(2)に踏み込むことは企業活動によるものなので難しいでしょうし、(1)に対してもIGDA日本自身が教育機関ではないため難しく、間接的に働きかけることしかできないかもしれません。
 
 ただ、こうした遠大ではありますが、今までよりも、より大きなミッションとゴールを定義することで、IGDA日本が多くの方にとって参加しやすい場所であることを確保し続け、行う貢献の方向性も見いだせるように思っています。

 
■IGDA日本という存在のあり方

 一方で、具体的にIGDA日本に関わってくださる方に、IGDA日本自身が貢献するための方向性も提案したいと思います。IGDA日本という場は、以下のような存在になれるように活動をしていきたいと思います。
 
「ゲーム開発や開発者に関係する何らかの問題意識を持っている人が、その問題や課題を解決するための一つの場」
 
 問題意識を抱えている人を中心に、活動を支援していくというのを中心に据えたいと思います。
 そのために、IGDA日本は様々なSIGを持ちますし、それがバラバラであっても問題なく、むしろ自然なこととなります。また、自主主催セミナーだけでなく、CEDEC、GDC、東京ゲームショウ、OGCなどの産業の関連イベントへの協力への位置づけも明快になります。また、一昨年までは、セミナー活動が中心でしたが、「問題解決」が目標である以上、Ustreamのようなものでも、Twitter上の議論であっても構わないということになります。
 
 IGDA日本は、どのような活動であれ、ゲーム開発者のためになるものであれば、「基本的に支援する」というスタンスで、今年も運営を行っていきたいと思っています。相手に頼まれなくても、人的リソースがあり、それをやりたいという人がいる限りにおいては、支援する。一方で、できる人がいない場合は、積極的にやりません。
 IGDA日本は自らが志願して活動を行うボランティア組織です。そのため、様々な活動の限界に常にぶつかります。すべきことと、出来ることの間には距離があります。出来ないことは、無理してやりません。
 しかし、できること、したいと思う人がいるのであれば、積極的に支援していきたいと思っています。

 
 以上のような考え方で、今年もまた、多くの皆様と共に、IGDA日本を運営していきたいと思います。
 長文をお読み頂きましてありがとうございました。
 本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
 
 
 IGDA日本 代表
 新 清士
 
ご意見がありましたら、お気軽に、Twitterで、新(kiyoshi_shin)にお声をおかけ頂くか、ハッシュタグ #igdaj でつぶやいて頂けると幸いです。
 
 
(この内容は、新が起草し、IGDA日本の事務局内MLで情報交換を行ったものを反映しています。『現代の二都物語』の要約については、SIG-Academic 世話人の山根さんによるものを大きく参考にさせて頂いています)  


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2015年
3月21日(土) GDC2015報告会
4月12日(日) HDIfes #04
4月24日(金) IGDS2015

 

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