IGDA日本のSIG-ARGのBlog「ARG情報局」に昨年のARGを中心とした体験型エンタテインメントの実情をまとめた記事の投稿がありました。この分野が昨年大きく広がったことがわかる内容になっています。
2010年は、日本において体験型エンタテインメントの幅が広がった1年となりました。昨年5月に発売された「デジタルゲームの教科書」では2010年頭までのARGの状況についてまとめていますが、その時点からの情報更新も意味も込めて、2010年の体験型エンタテインメントの状況をまとめてみようかと思います。
(この記事では、体験型エンタテインメントとして、参加者が能動的に解決を試みることを特徴とするものを挙げています。従来型のテーマパークは含みません)
※ なお、この記事をまとめるにあたりまして、「ARG、謎解きゲームな忘年会」で使用された天河磨月さんの資料も参考にさせていただきました。ご提供、ありがとうございました。こちらのイベントレポートも2010年のARG事情を良くまとめていますので、ご参照ください。
かなり長い記事になってしまいましたので、記事一覧では畳んでいます。それでは、2010年の総まとめをどうぞ。
ARG 制作者の増加
2010年の最も大きなトピックは、国内で ARG 制作を事業として行うと表明した会社・団体が次々と現れたことだったかもしれません。ここでは、ARGと銘打った企画を制作した実績がある/制作すると明言している団体を列挙するに止めます。(漏れがあった場合は、ご指摘ください)ちなみに、ARG情報局のもう1人のライターである八重尾昌輝(@ARG_INFO)氏も、2010年からフリーランスでARGの企画・制作をフルタイムで行うようになり、いくつかの企画に関わっているようです。
ゲーム制作・広告の両業界でARGに対する認知は広がりつつありますので、今年も引き続き、会社・フリーランス問わず、ARGの可能性に掛けて参入する制作者が増えてくることでしょう。
http://arg.igda.jp/2011/01/2010.html
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