ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、自分（小野憲史）の奥さんはリハビリの先生（作業療法士）でして、作業療法士学会などにも行くわけです。6月28日から30日まで大阪で開催される日本作業療法学会の予稿集が届いたので、パラパラとめくっていたら、ゲームやエンタメに関係しそうな発表がいくつか目についたので共有いたします。こういった隣接分野の学会などに参加されると、思わぬ発想が浮かんだり、新しい人脈が広がったりするかもしれません。

 

会期　6月28日(金)　-　6月30日(日)

会場　大阪国際会議場（グランキューブ大阪）

テーマ　地域に暮らす　生活を支える作業療法

参加費　正会員15000円　他職種発表参加18000円　他職種・一般（聴講参加）6000円

学生3000円

 

口述発表

 

●自己投影型ゲーム「CarePa（キャリパ）」の開発―工学連携と作業療法士の役割―

許山　勝弘 1) , 久保　沙織 1) , 山口　健一 1) , 中村　誠 2)

1) 福岡リハビリテーション病院　リハビリテーション部 , 2) 株式会社しくみデザイン 

 

●フロー（flow）理論を基にした作業活動提供における一考察―認知機能向上プログラム作成を通して―

吉田　一平 1) , 村西　千穂 2) , 山口　和代 1) , 林　真由美 1) , 塚本　和也 1)

1) 医療法人　博俊会　通所リハビリテーション　カルミア春江 , 2) 医療法人　博俊会　春江病院　リハビリテーション科 

 

ポスター

 

●髄芽腫児に対し家庭用ゲーム機任天堂Wiiを用いたアプローチの検討

秋廣　慎太郎 , 夏目　恵介 , 石走　賢一 , 川床　裕香 , 池田　聡

鹿児島大学医学部・歯学部附属病院　リハビリテーション部 

 

●高齢者に対するKinectプログラムの実施について―ケアハウスでの実践報告―

村岡　健史 1,3) , 山崎　大輔 2) , 杉本　昌子 3)

1) 浜松大学　保健医療学部　作業療法学科 , 2) 静岡医療科学専門学校　作業療法学科 , 3) グリーンライフしあわせ 

 

●ロボット「パロ」と「パルロ」の良い点・改善点―作業療法で有効に活用するために―

井上　薫 1) , 佐々木　千寿 2)

1) 首都大学東京大学院　人間健康科学研究科　作業療法科学域 , 2) 東京福祉専門学校　作業療法士科 

 

●フローモデルからみた高齢者の日常生活の経験

安永　雅美 1,2) , 小林　法一 3)

1) 文京学院大学　保健医療技術学部　作業療法学科 , 2) 首都大学東京　人間健康科学研究科　後期博士課程 , 3) 首都大学東京　人間健康科学研究科

 

●作業活動中のフロー体験と心理的効果の関係

澄川　幸志 , 小枝　周平 , 小池　祐士

弘前大学大学院　保健学研究科