ゲーム開発者の生活と意識に 関するアンケート2013 (調査結果速報)

投稿日時 2013-08-19 09:26 | カテゴリ: TGS/CEDEC

ゲーム開発者の生活と意識に関するアンケート2013(調査結果速報)

CEDEC2013にあわせて実施されていた「ゲーム開発者の生活と意識に関するアンケート2013」で、このほど調査結果速報が公開されました。CEDEC運営委員会ではプレスリリースで概要を次のように整理しています。

「日本のゲーム開発者は、おもに男性で、年齢は34歳、4割が既婚。中堅のゲーム会社に正社員として勤務し、勤続7年。年収は522万円。自身の仕事の成果を上げられるか、成果を公正に評価されるかが不安で、ストレスを感じつつも、現在の仕事には、おおむね満足。何よりもゲーム好きで、生涯ゲーム開発者でありたいと願う「生真面目な職人気質」であることが分かりました」

有効回答数は473件で、調査結果はCEDEC運営委員会と専修大学ネットワーク情報学部の藤原正仁講師によって分析されました。日本のゲーム業界で本分野における大規模定量調査が行われたのは初めてのことで、今後さまざまな形で活用される基礎資料となることが期待されます。

なお、IGDA本体でも2014年に同様の調査が予定されています。2009年の調査では「86%がmaleで82% が白人。平均年齢は31歳で、これは先進国の労働者の平均年齢(カナダ39.9歳、アメリカ42.1歳)より若く、23%が子どもを有している。53.8%が100人以上の社員を抱えるスタジオで働き、36%がパブリッシャーかその子会社、28%が独立系スタジオに属している」ことがわかりました(国籍については不明ですが、米国だと思われます)。また2004年の調査も公開されています。






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