CEDEC2013セッション「オープン化するゲームハードウェアとその未来」のご案内

投稿日時 2013-08-19 10:36 | カテゴリ: IGDA日本

CEDEC2013セッション「オープン化するゲームハードウェアとその未来」のご案内

IGDA日本は、「CEDEC 2013」の3日目8/23(金)にて、IGDA日本のコラボレーション企画セッションとして「オープン化するゲームハードウェアとその未来- OUYA、PSM、XBLIG -」を行います。

 
近年盛り上がっている「個人・法人によらず、誰でもゲーム開発ができる家庭用ゲーム機」、オープンなゲームハードウェアをテーマにしたパネルディスカッションです。
 
登壇者はPSM向けに『僕は森世界の神になる』を展開中の神奈川電子技術研究所の北山功様と、XBLIGにて『新・魔法合成屋さんのミケ』、PSMにて『すくみゅ 2nd』などを展開中のこびとスタジオ佐川直樹様をお招きし、タイトルリリースの経験談と今後の未来、プラットフォーマーに求めることについて話し合います。また、IGDA日本執行部の一條がオーガナイザー兼OUYAタイトル開発者としてディスカッションの進行を勤めます。
 
オープンなゲームハードウェアは、OUYAを初めとするAndroidベースの新興ゲーム機の登場も勿論ながら、PlayStation Mobile, Xbox Live Indie Gameなどの既存のゲームハードウェアも個人向け開発環境が揃ってきました。加えて、次世代機であるPlayStation 4, Xbox Oneも個人開発者に門戸を開く予告がされており、インディーズゲームへプラットフォーマーも大きく身を乗り出しています。
 
もとより「オープンなゲーム開発環境」といえばスマートフォンの存在がありますが、老若男女が誰しも持っている端末ゆえ、「ゲーマー向け」の濃いゲームは出しにくく、大量のカジュアルゲーム・ソーシャルゲームに埋もれてしまいがちです。ハードウェアの「タッチ操作」という特性もあります。
 
また、ここ5年ほどの間、海外ではPC向けダウンロード販売を中心にインディーズゲームが大変盛況な状況です。しかしながら、日本では一般のゲーマー層がPCで遊ぶ文化が少ないこともあり、同じ状況にはなっていません。過去にはPC-98などでのパソコンゲーム黄金期があったものの、現代の同人・インディーズゲーム開発者は「もっと多くの人に遊んでもらいたいが、どうしたらいいかわからない」という状況にあります。
 
これらの2つの問題に対して、「家庭用ゲーム機向けのゲームが個人でも開発できる」という新たな糸口が登場することにより、今後の日本の同人・インディーズゲーム開発者の環境は大きく変わるものと考えています。この潮流がさらに盛り上がっていくにはどうしたらよいのか、ゲーム産業全体においてこの先の未来に何が起こるのか、皆様とお話できればと思っております。
 
パネルのテーマについて、Facebookのイベントページにて募集しております。
 
インディーズゲーム開発やOUYAなどの分野にご興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひお誘い合わせの上ご来場くださいませ。





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