HDIfes #03 面白いことに育てるために『考える』【6月21日(土)12:50】東京

投稿日時 2014-05-22 01:05 | カテゴリ: Event/Seminar

HDIfes #03 面白いことに育てるために『考える』

6月21日(土) 12:50-19:00 ヴァル研究所
http://hdifes.doorkeeper.jp/events/11613

HDIfesはhcdvalue、DevLOVE、IGDA日本が開催する合同勉強会です。今回のテーマは各々の分野における「企画」です。
hcdvalue、DevLOVE、IGDA日本という、3つの開発者コミュニティが開催する合同勉強会です。
三団体は業界や方向性は異なりますが、共に何らかの「価値を創造する」点で共通しています。
今回は、各々の分野での「 企画 」についてをテーマにしたいと思います。また、講演終了後は会場で軽食をつまみながらビアバッシュによる交流会も行います。

■内容・タイムテーブル

12:30 開場・受付開始    
12:50 はじめに・会場案内など     HDIfes運営メンバーより
13:00 現場の開発者でもできる、ユーザー中心かつ繰り返し型の企画アプローチ(志田裕樹)
14:00 常識を疑え/望まれるものと期待されるもの(上原倫利)
15:00 UXデザインとコンセプト評価/俺様企画はだめなのよ(安藤昌也)
16:00 ダイアログ(対話の場)
18:30 解散
19:00 完全撤収

主催:hcdvalue

共催:DevLOVE、NPO法人IGDA日本

お申込み http://hdifes.doorkeeper.jp/events/11613
参加費 会場払い1,500円

開催場所 株式会社ヴァル研究所
(東京都杉並区高円寺北2-3-17 高円寺NKビル)

■過去の開催
第1回「価値のためのテスト
第2回「『ユーザーが毎日使いたくなる』ためにできること

■注意点
・参加費は当日支払いとなります。
・会場では無線LANが使用できます。

■講演者・講演概要紹介

【志田裕樹】元々はRuby on RailsなどのRubyの開発技術を好むエンジニアであるが、持続可能なアプリ、サービスの構築支援をビジョンとして2012年8月に(株)ビー・アジャイルを立ち上げた。
現在は、アジャイル開発やリーン・スタートアップを用いて、スタートアップの企画・開発などの支援活動を行っている。
前職での執筆活動として、@ITでの記事連載、ThinkITでの記事寄稿、共著書に「オープンソース徹底活用 Zen Cartによるオンラインショップ構築・運用テクニック」 等がある。
 

【講演概要】新規事業や、スタートアップの現場では、最初からヒットする企画を立てられる事はほとんどないでしょう。
ユーザーに繰り返しインタビューや、ユーザーテストなどユーザー中心型の調査や評価法を行い、それに伴って都度企画も練り直して行くべきだと考えます。
でも、ユーザー中心型や繰り返し型の企画アプローチに対して理解がないプロダクトオーナーも少なくありません。
それに、こういった、時間もお金もかかりがちなユーザー調査等を、スタートアップのような小組織が「軽量充分」かつこまめに実施するためにはどうすればいいでしょう。
これに対して、現場の開発者である私が、実際に実施している工夫をお話します。

【上原倫利】1999年株式会社KCEジャパン(現コナミデジタルエンタテインメント)入社、小島プロダクションに配属される。2009年より株式会社プロジェクトソラ、2011年より株式会社アルファドリームに在籍。2013年からは株式会社プレミアムエージェンシーに所属。
主にプランナーとして「メタルギアソリッド」シリーズ、「ANUBIS」「ボクらの太陽」シリーズ、「新・光神話 パルテナの鏡」の開発に携わる。
ゲーム業界コミュニティ代表。ゲームコミュニティサミット実行委員。
寄稿「ゲームクリエイターが知るべき97のこと 2

【講演概要】ゲームの企画書、というと皆さんはどのようなものを想像されますか? クリエイティブで、心を踊らされるような企画書。そうであるとも言えるし、そうでないとも言えます。むしろ他業種のような「企画書」のフォーマットが通じない世界だと思われるかもしれません。それもまた事実であり、誤解でもあります。そもそも、ゲーム開発における「企画書」とは何なのか。「面白い企画書」や「売れる企画書」は存在するのか。企画書が秘める本音と建前などなど。 私が実際に見て聞いて関わってきた経験を軸に、ゲーム業界における企画書についての一面をお話しできればと思います。

【安藤昌也】千葉工業大学准教授。1997年早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。2009年総合研究大学院大学文化科学研究科メディア社会文化専攻博士後期課程修了。博士(学術)
1998年アライド・ブレインズ(株)取締役、早稲田大学非常勤講師、国立情報学研究所 特任研究員などを経て、2008年4月公立大学産業技術大学院大学助教。2011年3月より千葉工業大学工学部デザイン科学科准教授。現在に至る。
2008年ヒューマンインタフェース学会論文賞、計測自動制御学会SI2008優秀講演賞、日本e-Learning学会奨励賞受賞、2012年ヒューマンインタフェース学会研究会賞の各賞を受賞。
人間中心設計の国際規格に関するISO/TC159(人間工学) 国内対策員会委員。またNPO法人・人間中心設計推進機構(HCD-net)理事であり、同機構認定人間中心設計専門家。他に専門社会調査士の資格を有する。人間中心設計推進機構(HCD-net)理事、ヒューマンインタフェース学会、日本消費者行動研究学会、Usability Professionals’ Association、サービス学会などの各会員。

【講演概要】UXデザインにおいては、人間中心設計を適用し、製品開発の早い段階でユーザーによる評価を行うことが行われる。企画段階でも、コンセプト評価を行うことが一般的である。しかし、コンセプトレベルではユーザーの体験(UX)が十分検討されていないことがあり、正確に評価できるのかといった疑問が生じる。
本講演では、UXデザインにおけるコンセプト評価の実際を紹介しつつ、そもそもモノがない段階において、「コンセプト」を評価することの意味とその課題について議論したい。また、ゲーム開発におけるコンセプト評価との対比など、参加者との対話を交えながら展開出来ればと考えている。





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