新刊「ヒットする」のゲームデザイン――ユーザーモデルによるマーケット主導型デザイン(オライリージャパン)

投稿日時 2009-08-31 03:42 | カテゴリ: Book

 「ヒットする」のゲームデザイン
――ユーザーモデルによるマーケット主導型デザイン

 
 
Chris Bateman, Richard Boon 著、松原 健二 監訳、岡 真由美 訳
2009年09月04日 発売予定
412ページ
定価2,940円
ISBN978-4-87311-418-7
原書: 21st Century Game Design
 
売れるゲームを作るためにするべきことは何か? この重要な課題を、ゲーム産業に深くかかわる2人のプロが「誰のためにゲームを設計するのか」「そのゲームをどう改良すればいいか」という独自の視点から考察します。本書では、ユーザーモデルの分析や心理学的アプローチの導入、ゲームデザインとマーケティングの融合、ゲーム製作者とゲームプレイヤーの好みの違いの把握、プレイヤーの要求に応えるためのインタフェース、構造要素、ゲーム世界の抽象化手法などを示した上で、モデルごとに用意したケーススタディを紹介します。ゲームデザイナーやマーケティング担当者だけでなく、ゲーム産業にかかわるすべての人にとって必読の一冊です。
 
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 この本は、単なる原書の翻訳だけではなく、監訳を担当されたコーエーの松原さんなどの鼎談が最初に収録され、またさらに、付録としてゲームデザインについての研究者、井上明人氏(GLOCOM研究員)の「ゲーム市場の生態系とネットワーク構造の変化をどう捉えるか」というオリジナルの論文が収録されているところです。
 特に海外市場の状況や考え方を知るためには役に立つ部分の多い本です。

 






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