黒川塾(二十弐)「ゲームミュージックの軌跡と奇跡」【12月12日(金)19:30】東京

投稿日時 2014-11-14 15:47 | カテゴリ: Event/Seminar

黒川塾(二十弐)
「ゲームミュージックの軌跡と奇跡」

川口Hiro博史(セガ)+崎元仁+土屋昇平(タイトー)+ローリング内沢+Hally+黒川文雄

12月12日(金) 19:30-90分程度 デジタルハリウッド大学大学院 駿河台キャンパス
http://peatix.com/event/61576/view

「レッドブル・ミュージックアカデミー」公式サイトで公開された『Diggin' in the Carts(ディギン・ザ・カーツ)』(製作ニック・デュワイヤー)は、日本のゲームソフトにおける、その時代や歴史的な背景を追いかけた映像ドキュメントとして鮮烈な印象を残しました。そして、ゲームサウンド&ミュージックの存在価値を改めてゲームファンに知らしめてくれるものとなりました。
そのゲームミュージックはファミコンの8ビットという限られたメモリーの世界から始まり、いまや大きく飛躍を果たしました。
 しかし、その制限されたメモリーとサウンドの中で新しいクリエイティブを行うことにより、ゲームソフトにサウンド(効果音)と音楽という新しい生命を吹きこむことができました。
そして、それらのゲームソフトは世界中で愛されることで、無意識のうちにそのゲームサウンド&ミュージックは多くの人々を魅了してきました。そして、そのゲームサウンド&ミュージックの洗礼を受けたミュージシャンが数多く生まれてきました。

今回の黒川塾は、『Diggin' in the Carts(ディギン・ザ・カーツ)』をひとつのテキストとして、過去を振り返り、その軌跡と、数多くの奇跡を鑑み、ゲームミュージックの世界を探求してみたいと思います。

今回のゲストはセガにて「アウトラン」を始め歴史的なゲームソフトのサウンドを手がけたHiro師匠こと川口博史氏、「伝説のオウガバトル」などをはじめとして話題作のサウンドを手がけた?元仁氏、会社組織を超えたダイナミックな活動を行う、タイトーの土屋昇平氏、さらに『Diggin' in the Carts(ディギン・ザ・カーツ)』(にてゲームミュージックの歴史の語り部として重要なホストを果たしたHallyこと田中治久氏、ゲーム雑誌編集者を経て同じくゲームミュージックの語り部としての登場したローリング内沢氏も登壇をいただきます。

積極的なご参加をお待ちしております。今回も皆様とともにお時間を共有したいと思います。

ゲスト紹介・プロフィール
■川口博史【川口博史(かわぐち ひろし)】
1984年セガ入社。今年で入社30周年を迎える。元々プログラマーで入社したが、鈴木裕氏のオーダーのもと「ハングオン」の作曲を担当し、以降AM2研の「体感ゲーム」シリーズを中心に数多くのゲーム楽曲を手がけている。セガのFM音源サウンド黄金期を築き上げたコンポーザーで、代表作は「スペースハリアー」「アウトラン」「アフターバーナー」「ファンタジーゾーン」等多数。
同時期セガのゲームミュージックバンド「S.S.T. BAND」にキーボードとして参加していた。現在はセガの楽曲を演奏するSEGA Sound Unit[H.](エイチ)でライブ活動も行っている。また、アーケード音ゲーのmaimaiのサウンドディレクターを担当し、自ら楽曲も提供している。
セガ社内及びファンから”Hiro師匠”の愛称で呼ばれる。LEGOが好き。

■【?元 仁】(さきもと ひとし)
作曲家・プロデューサー。1969年2月 東京都生まれ
学生時代より同人ゲームREVOLTERにて創作活動を始め、それをきっかけにゲーム音楽の作曲に携わり始める。音楽の中に“バックボーン”や“真のテーマ”、そして壮大な世界観を感じさせる氏の作品群は、国内外問わず、非常に多くのファンの心を掴み、絶大なる支持を得ている。
およそ8年間フリーでの活動を経て、2002年有限会社ベイシスケイプを自ら設立。
作曲活動と代表取締役を兼任しながら、若きアーティストの育成にも力を入れている。
現在、活動の幅は多岐にわたり、ゲーム音楽のみならず、アニメやCM、アーティストとのコラボレーションCD等 幅広いジャンルにて活躍中。代表作品
『伝説のオウガバトル』、『ファイナルファンタジーXII』、『戦場のヴァルキュリア』他、多数。

■土屋昇平 (つちや しょうへい)
株式会社タイトーのサウンドチーム所属 通称ZUNTATA。1979年生まれなので、コンピューターゲームの成長と自身の成長がほぼ一致。2000年以降のゲーム音楽の一旦を担うクリエイター。また、タイトーのみに留まらず、様々なゲームに楽曲を提供する、枠組みを超えたスタイルを実施中。
ZUNTATA公式サイト http://zuntata.jp/

■ローリング内沢(ろーりんぐ うちざわ】
ローリング内沢 1970年、東京生まれ。ライター・編集者。ゲーム情報誌(『週刊ファミ通』)の編集者を経て、2000年4月よりフリーとして活動。得意分野はゲーム、クラブミュージック、グラフィックデザインなど。趣味が高じて、クラブDJとしても暗躍中。手掛けたおもな仕事は「http://rolling-web.com/ 」を参照。

■【田中治久(たなか はるひさ)】  (Hally)
フリーライター/コンポーザー/音楽プロデューサー
ゲーム音楽史/ゲーム史研究家として『ゲームサイド』誌を中心に活動する。90年代には日本初のネットレーベル「カミシモレコーズ」を主宰し、FM音源での楽曲制作やライブ活動を精力的に行う。2001年にはライター活動を開始し、チップチューンという言葉と概念を日本にもたらすとともに、ゲーム音楽のルーツ研究にも先鞭を付ける。2006年?2009年にかけて現在世界唯一のゲーム音楽専門配信サイト「EGG MUSIC」をプロデュースし、8000曲以上のレア音源配信を実現。以降ゲーム音楽のリミックスやサウンドトラック制作にも数多く携わっている。


【開催日程】
2014年12月12日(金曜日)
19時00分 開場
19時30分開始  90分程度 終了後 軽食 懇親交流会あり

【参加費】
事前申し込み
3000円  1ドリンク代込み 軽食あり
学割2500円(専門学校・大学など学生証をお持ちいただけた方対象とします)
当日料金
一般 3500円/ 学生 3000円(学生証をご持参ください) 
デジタルハリウッド在校生割引 2000円(学生証をご持参ください) 

参加申し込み http://peatix.com/event/61576/view

【問合せ先】
イベント運営責任者 黒川文雄 kurokawa.fumio@gmail.com 
(協賛 : デジタルハリウッド株式会社 )





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