ゲームデザイン討論会―公開ディスカッション【3月14日(土)】13:30

投稿日時 2015-02-08 00:50 | カテゴリ: Event/Seminar

ゲームデザイン討論会―公開ディスカッション
3月14日(土) 奥野かるた店 http://www.gameshistory.net

日本デジタルゲーム学会と遊戯史学会の有志により、デジタルゲームとアナログゲームをつなぐ珍しいパネルディスカッションが開催されます。ぜひご参加ください。
■1.骨子
ゲームデザイン討論会は、2013年から継続されているウェブ討論会です(2015年現在で計8回)。
本討論会の趣旨は、学術団体である日本デジタルゲーム学会(以下DiGRA)と遊戯史(ゆうぎし)学会の有志が主体となりまして、ゲームデザインの歴史における普遍性・特殊性を問い続け、古今東西のゲーム文化に関する学際的議論を活発にすることにあります。
今回の「公開ディスカッション」では、ウェブのみならずリアル空間へと議論の場を広げて、公募による聴衆の皆さまと一緒に議論の広がりと深化を目指したく考えています(論題は後述?を参照)。
 
■2.メンバー(各自己紹介は後述?を参照)
A)パネリスト(以下5名)
・遠藤雅伸(DiGRA理事、東京工芸大学教授)
・三宅陽一郎(DiGRA理事、AI研究者)
・草場純(遊戯史学会理事、「ゲームマーケット大賞」審査委員長)
・小野卓也(Table Games in the World主宰)
・渡辺範明(ゲームプロデューサー/ドロッセルマイヤーズ代表)
B)コーディネーター
・蔵原大(遊戯史学会広報担当理事、DiGRA会員)

■3.日時と場所
A)日時:2015年03月14日(土曜)13:30 - 16:00(受付13:00開始)
B)場所:株式会社奥野かるた店 2F展示室
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-26
 
■4.一般参加
A)一般参加は完全予約制。定員は40名(参加費1,500円)
B)参加申し込み窓口は、遊戯史学会サイト( http://www.gameshistory.net

■5.論題
A)タイトルは「奥野の百年、ゲームデザインの千年」。
B)趣旨は、奥野かるた店の約100年の歴史を振り返りながら、デジタルゲームとアナログゲームの双方の知見からゲームデザインを究め、さらにゲーム文化の前近代 - 近未来における普遍性・特殊性を論考するところにある。

■6.  メンバー自己紹介
●遠藤雅伸(えんどう・まさのぶ)
東京工芸大学芸術学部ゲーム学科教授, 宮城大学客員教授.ゲーム作家、ゲーム研究者.日本デジタルゲーム学会(DiGRA Japan)研究委員長/理事,CEDEC運営委員.近著「遠藤雅伸のゲームデザイン講義実況中継」(ソフトバンククリエイティブ,2012). 講演「七並べで学ぶゲームAIの働き」(CEDEC2014),「ゲームとは何か?」(SAPPORO CEDEC 2014 基調講演).

●三宅陽一郎(みやけ・よういちろう)
日本デジタルゲーム学会(DiGRA JAPAN)理事,国際ゲーム開発者協会(IGDA)日本ゲームAI専門部会代表,CEDECアドバイザリーボード,ゲーム開発者.「人工知能は数学を理解できるのか」(『考える人』2013年夏号,新潮社)特集記事『はじめてのゲームAI』(WEB+DB PRESS Vol.68,技術評論社,2012)解説論文「ディジタルゲームにおける人工知能技術の応用の現在」(人工知能学会誌,Vol.30,No.1,2015).ディジタルゲームにおける人工知能技術の理論的確立と実際のゲームタイトルへの具体的導入に従事.

●草場純(くさば・じゅん)
アナログゲームサークル「なかよし村」の草場純です。1982年に「なかよし村」を設立、89年に遊戯史学会に参画、2000年に「ゲームマーケット」、06年に「やぽんブランド」を立ち上げました。トランプをはじめ、伝統ゲームの研究をしています。

●小野卓也(おの・たくや)
小野卓也です。世界のボードゲーム情報サイト"Table Games in the World"で国内外のニュースやレビューを発信しています。また、依頼に応じてドイツ語ゲームのルールなどの翻訳をしています。禅寺の住職を務めており、ボードゲームを通して人間や社会を見ることに興味があります。

●渡辺範明(わたなべ・のりあき)
遊びと創作ゲームの店「ドロッセルマイヤーズ」代表の渡辺です。デジタルゲーム業界出身で現アナログゲームを中心に活動しているゲームプロデューサーとして、デジタル/アナログ両方を横断する視点でお話に関われればと思います。また私自身、草場先生はじめ先達の皆様のお話をとても楽しみにしています。

●蔵原大(くらはら・だい)
皆さま、よろしくお願いします!
当日司会をつとめます遊戯史学会理事、DiGRA会員の蔵原です。もともと国立公文書館アジア歴史資料センターに在職しており、ゲームの歴史や保存事業(アーカイブス含む)に関心を抱いていました。加えて以前にシリアス・ゲーム(ウォーゲーミング)関係の論文「戦略学「教育」の新潮流」を書いた他、CEDEC2013でウォーゲームの講演をしたことがあります。もちろんゲームのプレイも趣味の一つです!
それでは皆さまと3/14にお会いできるのが楽しみです。

(画像はすべて奥野かるた店ご了承で掲載)





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