第6回IGDA日本デジタルゲーム競技研究会「LANパーティーカルチャーについて-午前4時に1万人の中継視聴者を集める『Tokyo Game Night』の可能性」<12月5日(土)16:00>

投稿日時 2009-11-27 07:42 | カテゴリ: SIG-eSports

 ----------------------------

IGDA日本 デジタルゲーム競技研究会(SIG-eSports)
第6回研究会
「LANパーティーカルチャーについて
-午前4時に1万人の中継視聴者を集める『Tokyo Game Night』の実情」
----------------------------
 
 2009年12月5日、午後4時より第6回IGDA日本デジタルゲーム競技研究会(SIG-eSports)を開催いたします。
 特別講演としてTokyoGameNight プロデューサーの宮尾英水氏(株式会社ソニー・ミュージックコミュニケーションズ クリエイティブ本部 プロモーションプランニングルーム)による「LANパーティーカルチャーについて」の講演を行います。
 
 「LANパーティ」は、欧米圏で人気のある各々がパソコンを体育館などに持ち寄って、一日中LAN対戦をして遊ぶという文化で、Modカルチャーなどのパソコンゲームカルチャーを大きく育て、eSportsを登場させる土壌として機能してきました。特に、毎年、スウェーデンで開催される「DREAM HACK」は1万人ものユーザーを集める巨大イベントとして、欧州圏でのパソコンゲームのカルチャーとして発展し続けており、日本のコミックマーケットに近い存在でもあります。
 日本では、多くのパソコンを持っているユーザーを集めることができるほどの設備に制限が存在しているために、「LANパーティ」の文化が発展してくることが難しい状況にありました。
 宮尾氏は、Dream Hackに参加したことで、その規模に大きな衝撃を受け、将来日本でもこうした文化が流行るという可能性を強く感じられた方でした。
 一方で、「LANパーティ」の文化は日本には、根付いておらず、また、ゲーム機材を持ち込むことができるそのため、2008年から「Tokyo Game Night」というAsagaya/Loft Aを中心に、小さな規模での定期開催を行うLANパーティイベントを開催するようになりました。
 
 ところが、「Tokyo Game Night」を取り巻く状況は、わずか1年の間に劇的に変化が起きるようになってきました。最大の変化は、会場に足を運ぶことができないユーザーでも、リアルタイムに中継されるインターネットの動画配信を通じて、会場で行われている対戦大会を視聴するという行動が顕著になってきたことです。
 Ustream やJustin.tv等リアルタイムに行われた「ストリートファイター4」の対戦中継は、午前4時頃にもかかわらず、推定アクセス者数は1万人に達するという、劇的な変化を感じさせるものでした。単なるリアルにゲームを遊ぶだけではなく、動画サイトなどを通じた広がりは、日本独自の「LANパーティ」カルチャーの発展と可能性を明白に示しているものでもありました。
 
 今回の宮尾氏の講演では、こうした日本での「LANパーティ」カルチャーがどのように変化しようとしているのか、その劇的な可能性について紹介して頂きます。
 
「Tokyo Game Night」ホームページ
8月に行われた「Tokyo Game Night」のストリーミング中継の録画(Upstream)
 
<概要>
■第6回講演:「LANパーティーカルチャーについて」
1.日本と海外のLANパーティの過去の経緯と課題と、未来。
2.午前4時過ぎに推定1万人が同時接続で動画観戦するTokyoGameNightって何だ??
 
■講師:宮尾 英水 (ミヤオ ヒデミ)
<プロフィール>
TokyoGameNight プロデューサー。 
株式会社ソニー・ミュージックコミュニケーションズ クリエイティブ本部 プロモーションプランニングルーム 勤務。 
 ⇒ゲームのプロモーションでお給料をもらう仕事です。 
日本eスポーツ協会設立準備委員会、委員 
 ⇒そのまま、日本のeスポーツ協会を立ち上げるための組織です 
ゲーム下手でゲーム好き。世界最大級のゲームイベントDream Hackに行って人生が変わった人。LANパーティやeスポーツなどを通して日本のゲーミングシーンを更に楽しく、熱く、カッコ良くしたいと日々活動中。 
 
■会場
Cafe Shion(最寄り駅は東急目黒線洗足駅) http://www.shion.cc/map.html
■参加費 2000円(1ドリンクつき)
 
■申込について
2009年12月5日(土曜日)に開催される第6回IGDA日本デジタルゲーム競技研究会参加フォームです。必要事項に記入をお願いいたします。 フォーム記入後、受付完了メールをお送りいたします。なお、参加人数に限度がございますため、参加できない場合もございますのでご了承ください。
 
申込ページ:





IGDA Japan chapterにて更に多くのニュース記事をよむことができます
https://old2014.igda.jp

このニュース記事が掲載されているURL:
https://old2014.igda.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=197