国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)グローカリゼーション部会(SIG-Glocalization)では、第3回研究会「GDC10 ローカリゼーションサミット+ゲームコネクション報告会」を、2010年3月27日(土)に開催します。
ゲームの大作化やデジタル流通の普及に伴い、海外市場を前提としたゲーム開発のニーズが高まっています。本部会では、こうした状況にかんがみ、広くテレビゲームのグローカリゼーション(グローバリゼーション+ローカリゼーション)ビジネス促進の上で必要な知見を、パブリッシャー/ディベロッパー間で共有し、業界の底上げを目指すことを目的としています。
第3回目の勉強会では、GDC会期中の3月9日に開催されるローカリゼーションサミットと、GDCに併設されるゲームコネクションの概要を、いち早く報告いたします。その上でさまざまな知見を日本企業としてどのように活用すればいいのか、参加者全員で議論する予定です。
ローカリゼーションサミットは昨年から新しく新設されたサミットで、今年はTHQでローカライズディレクターを務めているPhilippe Juton氏の基調講演をはじめ、30-60分の講演、パネルが合計8本開催されます。
主なスピーカーにはバイオウェア、SOE、EA(ウォーハンマーオンライン)、SCEE(BUZZ!)などのローカライズ関係者があがっており、他にアジア圏、スペイン語圏へのローカライズに
関する議論も予定されています。
報告はSIGの世話人の一人で、WindWardのエミリオ・ガジェコさんです。
ゲームコネクションはフランスのリヨンゲーム協会が開催するパブリッシャーとディベロッパーのマッチングイベントです。日本からもJETROがディベロッパー向けにツアーを行っており、参加企業が増えています。
報告は昨年12月に「特別編」でも講演いただいた、ナウプロダクションの大信英次さんです。ゲームコネクション全体の報告から、今年の海外パブリッシャー、ディベロッパーの動向まで、最新の情報を共有させていただきます。「特別編」の情報は、こちらにまとめていますので、ご参照ください。
海外の知見や最新の情報を収集する場として、また企業でローカライズ業務や海外営業に携わる方々のコミュニケーションの場として、お役立ていただければ幸いです。
<概要>
■開催日程:3月27日(土) 16:00 - 19:00(入場開始15:30)
■場所:立教大学 池袋キャンパス 4号館 4151号室
(前回までの場所と反対で、正門の南側です。正門から比較的距離がありますので、事前に地図をご参照ください。)
■人数:30席(お申し込みが超過した場合は参加をお断りする場合があります)
■参加費:500円
■スケジュール
15:30 開場
15:45 受け付け開始
16:00 Sig-glocalizationの説明とGDC2010の概要報告
16:15 ローカリゼーションサミット報告(エミリオ氏)
17:00 休憩
17:10 ゲームコネクション報告(大信氏)
18:00 休憩
18:10 質疑応答+ディスカッション
19:00 終了
<申し込み>
部会の世話人の一人である、ライターの小野憲史宛に直接メールでお問い合わせください。
kono3478あっとまーくgmail.com
*終了後、懇親会を予定しておりますので、参加希望者はその旨お書き添えください。
申し込み期限:3月25日(木)
<補足資料>
第1会研究会スライド資料
ローカリゼーションサミット09資料「フェイブル2のローカライズ」
<ローカライズサミット報告参考>
Biowareが語る超大作RPGをローカライズする手法
大ヒットクイズのローカライズ事例・・・SCEヨーロッパ
<ゲームコネクション報告参考>
SIG-GLOC特別編1「海外営業の必勝法」
欧米パブリッシャーとのビジネス