ゲーム学会 第4回ゲームとーくかふぇ「実世界指向ゲームインタラクション技術の歴史、フィロソフィ、そして未来」<6月27日(日)11:00・厚木>

投稿日時 2010-06-07 03:27 | カテゴリ: Academic関連イベント

ゲーム学会

第4回ゲームとーくかふぇ 開催
 
ゲーム学会では、平成22年6月27日(日)に第4回ゲームとーくかふぇを行います。多くの方々のご参加をお待ちしています。
 
テーマ:「実世界指向ゲームインタラクション技術の歴史、フィロソフィ、そして未来」
日時:6月27日(日) 午前11時?午後1時
場所:神奈川工科大学 情報学部棟 12階 メディアホール
講演者:神奈川工科大学情報メディア学科准教授 白井暁彦氏
 
講演概要:
任天堂Wiiによる革新的なインタフェースの登場以降、マイクロソフト「Project
Natal」に代表される全身・実空間指向、すなわち実空間で動き回るプレイヤー身体による運動や感情を中心とした新しい世代のエンタテイメントプラットフォームが現実のものとなりつつあります。従来のゲーム産業の中心であった3DCGシーンとのインタラクションに加えて、センサやデバイスに関連した技術、「家族」というペルソナを見越した国際的に通用するインタラクションデザインが求められる時代の到来に、産業と研究者・開発者は、どのような考え方でイノベーションを起こせばよいのでしょうか?
本講演ではホイジンガ以前の「遊び研究」から、発達心理学、日欧文化の差異、物理エンジン、シェーダ活用、触覚ディスプレイ、WiiRemoteや奥行きカメラの活用技術まで幅広く具体例を持って俯瞰的に学ぶことで見えてくる「ゲームの未来」を共有していきます。
 
講演者ご紹介:
白井暁彦氏(神奈川工科大学 情報メディア学科 准教授)
キヤノン(株)、世界初のゲーム用マルチプラットフォームレンダリングミドルウェア「RenderWare」の普及活動を経て、東京工業大学大学院
知能システム科学専攻にて「床面提示型触覚エンタテイメントシステムの提案と開発」にて博士(工学)取得。
(財)NHK-ESにて次世代放送技術のためのGI利用のリアルタイムフォトリアリスティック3DCGエンジンの開発や、ゲームテクノロジー研究会「SIG-GT」の立ち上げなどに協力。2004年よりフランスに渡りテーマパーク開発プロジェクトに参与。国際学生VRコンテスト(IVRC)国際化担当、フランスLaval
Virtualにおける国際VR作品公募展「ReVolution」セッションチェアを歴任し、2008年より日本科学未来館にて科学コミュニケーターとして「情報科学技術と社会」を伝える展示物や「4Kデジタル映像祭」など各種イベントを開発。著書に『WiiRemoteプログラミング』、プロデュース作品に4Kデジタルシネマ『かぐやの夢?月と日本人・ふたつの"かぐや"の物語?』など。
 
参加費:無料 非会員の方もお気軽にご参加下さい。
 
神奈川工科大学 情報学部棟
交通アクセス
 
なお、会場の神奈川工科大学では、6月26日・27日に画像電子学会第38回年次大会、Visual Computing / グラフィクスとCAD合同シンポジウム 2010が開催されています。





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