IGDA日本アカデミック・ブログに、山根さんにより以下のポストが行われました。
ゲーム開発教育プログラムが文部科学省の今年度事業に採択される (速報)
というエントリーが公開されました。
引用: 文部科学省は平成22年度「産学連携による実践型人材育成事業 専門人材の基盤的教育推進プログラム」の公募を行い、産業界と高等教育機関とが協力して人材育成に取り組む試みを募集し審査と予算配分を行っています。全国各地で教育改革にとりくんでいる大学や専門学校が応募したこの事業で,ゲーム関連の取り組みが採択されるのは容易ではありません.
引用: 今回、その採択事業の一つに選ばれたのが、東京工科大学を代表校とするグループによる「ゲーム産業における実践的OJT/OFF-JT体感型教育プログラム」の提案です.委員の正式な任命などの手続きがまだ完了していませんが,IGDA日本のメンバーも産業界と高等教育機関の橋渡しをする団体としてこの取り組みに参加しているので,教育・人材育成面での注目点を速報としてお知らせします.
引用: 今回の提案では,年明けにゲーム開発イベントGlobal Game Jamに参加することを学習の目標に据えており,そのために必要なプロトタイピングを通じた集中的な学習が期待できます.
今回の教育推進プログラムが目標とする成果物の特徴は、来年1月に行われるIGDA本体のEducation SIGが中心になって開催する48時間耐久ゲーム開発イベント「Global Game Jam」への参加をターゲットにしている点です。
Global Game Jam
CEDECでも、ショートセッションで、東京工科大学の三上 浩司氏によって、今年1月末に行われたセッションへの参加がどのように行われたのかが紹介される予定です。
「Global Game Jamへの誘い −48時間ゲーム開発プロジェクト「GGJ2010」参加報告−」
Global Game Jamは、SIG-Academicの山根さんを中心に、来年の開催に向けて日本でも盛り上げて行こうということが、現在、IGDA日本事務局の中でも議論されています。
短期でゲームメカニクスの実践的にトレーニングをする手法として欧米圏では定着しつつある「ラピットプロトタイピング」を考え方を実践的に経験することができ、アイデアの交換を全世界レベルで行える、また、欧米圏では、大学などの教育機関だけではなく、プロが腕試しとして参加するケースが増加もしています。
詳しい情報については、IGDA日本のアカデミックブログの過去ログや、山根さんのTwitter アドレス @shinjiyamane にて積極的に情報が発信されていますのでご確認ください。
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