IGDA本体が、公共教育における社会的な役割を引き受ける新しい活動「IGDA Education Connect」を開始を発表しました。
IGDA日本アカデミック・ブログで、SIGの世話人の山根さん( @shinjiyamane)が、過去のIGDA本体が取り組んできたアカデミック活動を整理し、今回の発表内容についての具体的な解説を行ってくださっています。IGDA本体も、これまでより、一歩踏み込んで、その活動領域を拡張しようとしていることが分かります。
すぐに、日本で、この活動に追従することは難しいとは思いますが、将来の日本でのゲームと教育をありかたを考える上で、様々な示唆となる活動になるかもしれません。
以下、抜粋です。
今回,IGDAのウェブサイトでIGDA Education Connectが2011年の新たな取り組みとして告知された.これは従来の各SIGの活動ではなく,IGDA事務局が運営する公式なプログラムである.このプログラムは学生を対象にした IGDA Student Club と 学校を対象にした IGDA Education Partner の二つから構成される.以下に紹介しよう.
大きく二つの活動により構成されます。
・IGDA Student Club 開発者個人ではなく開発者の卵をターゲットにした取り組み
・IGDA Education Partner 学校組織を対象にした取り組み
2011年のIGDAのアカデミックな活動はGlobal Game Jamにはじまり,IGDA Education Connectによる組織化へと向かう.この取り組みを通じて,ゲーム教育に組織的に取り組む拠点形成が促進されるだろう.
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