IGDA GDCスカラーシップの募集締め切りは1月20日です

投稿日時 2012-01-08 15:12 | カテゴリ: GDC

IGDA GDCスカラーシップの募集締め切りは1月20日です

申し訳ありません。本来はもっと早くにアナウンスすべきでしたが、GDC2012のスカラーシップが現在開催されており、募集締め切りが1月20日(米国時間)となっています。募集は下記ページで行われています。

http://www.igda.org/scholarships

GDC2012スカラーシップとは、IGDA本体が毎年行っているもので、全世界からゲーム業界を志す学生を募集・選考して、GDCのパスを無償提供するというものです。例年であれば25名の学生に対してフルパス(All Access Pass、2100ドル相当)が提供されます。GDC2011では日本から2名の学生が選考をパスして参加しました。そのうちの一人、岩本翔君のレポートが下記に掲載されています。

http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=3341

募集に際していくつか注意点があります。まず応募者は4年生大学か、それに相当する教育期間に在学中の学生である必要があります(おそらく専門学校でもOKでしょう)。またIGDAのStudent会員でなければなりません。会員になるには30ドルの会費(1年間有効)をクレジットカードで下記サイト(http://www.igda.org/join) から支払い、会員番号を入手しておく必要があります(応募で必要になります)。その上で冒頭のサイトから入力欄に英文で応募動機などを英文で入力し、応募する必要があります。

特典として与えられるのは、上記のようにAll Access Pass1枚と、サンフランシスコ近郊のゲーム会社のスタジオツアー、スカラーシップ学生を対象としたオリエンテーション、各種イベントへの参加権利などです。学生に対して世話役のゲーム開発者もつき、さまざまなアドバイスなども受けられます。一方で往復の航空券やホテル代、滞在費などは自分で負担しなければなりません。このように書くと「英語だし、大変そうだし・・・」と思われる学生が多いかと思いますが、はっきり言ってかなり良質なプログラムだと聞いています。僕が学生でGDCに参加する予定があれば、絶対に応募しています。アジア、特に日本からの応募は少なめなので、狙い目です。

なお、一点だけご注意を。応募申し込みページにCEDEC2012のチェック項目がありますが、現時点でIGDA日本としてCEDEC2012のスカラーシップを行うか否かは、まだ決まっていません。早とちりしてCEDEC2012の欄にチェックを入れないように注意してください。

それでは一人でも多くの学生にGDC2012スカラーシップに応募してもらって、実際に参加してもらえればと願っています。よろしくお願い申し上げます。






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