CEDEC講演者募集・分野毎講演テーマ例のご紹介(ビジュアル・アーツ分野)
今年度の新しい試みとして、CEDECで公募の具体的なアイディアが公開されています(これらは公募案を限定するものではなく、一つの指針としてもらうためのものです。これ以外の内容でももちろんOKです)。公開が遅れていたビジュアル・アーツ分野でも、このたびテーマ例が発表になりました。公募アイディアを固める上での参考になればと思います。なお公募前には過去の事例をCEDiLで検索されるといいでしょう。
公募締め切りは3月19日(月)です。
ビジュアル・アーツ分野
■CESAゲーム開発技術ロードマップ(VA分野)
ハード、ソフトウェア技術の進化によって、コンピュータ・エンターテイメントのビジュアルは表現の自由度が高まり、ビジュアル表現の各要素が専門化、高度化してきました。また、プラットホームの拡大によって、ビジュアル表現に求められる課題も多様化しています。こうした状況を踏まえ、タイトル事例に加えて、ビジュアルの各セクション毎に関連したテーマをより深くフォーカスしたセッション構成にする事で、今後のそれぞれの方向性、課題を予見できると考えます。
■背景
- 巨大オープンフィールドの作成、アセット管理
- 天候変化に対応したBG作成
- 破壊表現を考慮したBG作成
- 高度化するライティング表現
■キャラクタ
- 高度なフェイシャル( キャプチャ / リグ )
- UV展開の秘訣・ツール・Tips
- スカルプティング・アプローチ(デザインイメージから3D化への造形プロセス)
■エフェクト
- エフェクト表現( アニメ / フォトリアル )
- フォトリアルのためのポストエフェクト表現
- NPRを意識したポストエフェクト表現
- ダイナミクス表現
■アニメーション
- プロシージャルアニメーション
- ローコストモーションキャプチャシステム
- ダンスアニメーション
■UI
- 様々なプラットホームにおけるUIデザインの現状とこれから
- アフォーダンス
- ユーザー・エクスペリエンス
■ワークフロー
- アートデータのアセットマネージメント、パイプライン構築
- アーティストワークフローの最適化
■その他
- カラーマネージメント、リニアワークフロー
- アーティスト・コントロールのリアルタイム・シェーダー
- 表現のスタイライズ(イメージとビジュアル技術の結びつけ)
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