チャプターチャット通信 No.1

投稿日時 2012-07-11 23:07 | カテゴリ: IGDA日本

チャプターチャット通信

追記:ナイジェリアのゲーム大会「Game Evo 2012」の動画がYoutubeに追加アップされました。現地の熱気がよく伝わってきます。

https://www.youtube.com/watch?v=ENegQOksG2o&feature=player_embedded

IGDAには全世界で98のチャプター(支部)がありますが、メンバーが違いに顔をあわせる機会は年に1-2回(GDCやE3など)しかなく、それも限られた人間となっています。

http://igdahub.wordpress.com/

そこで、もう少しチャプター間の交流を深めようと昨年からSkype上で世話人同士によるチャット(チャプターチャット)が発足しました。現在チャプターチャットはアメリカ、ヨーロッパ、アジア太平洋、アフリカと各地の時差にあわせて4種類あり、毎週1回のペースで賑やかに進行しています。このうちアジア太平洋はIGDA日本がホスト役をつとめていて、毎週木曜日の午後1時(日本時間)から1-2時間程度開催しています。

これまでの参加チャプターは、IGDA日本のほかにチリ、上海、ハノイ(ベトナム)、マニラ(フィリピン)、クアラルンプール(マレーシア)、コスタリカなどで、これにIGDA本体やシアトル、フィラデルフィア、それからナイジェリアなどのチャプターリーダーが常連となっています。日本だけではわかりにくい、世界の動きがキャッチできますので、ここで主な支部の最近の活動について紹介しましょう。


チリ

Video Games Extream Workshop 2012が6月29日から7月1日にかけて開催されます。ゲーム開発者などが一堂に会してゲームを作るゲームジャム系のイベントです。
本イベントの特徴としてプロやベテランの開発者がメンターとして各チームに1名ずつ加わるそうです。メンター役はアメリカ、スコットランド、アルゼンチン、エクアドル、ペルーから招へいされます。

会場は首都サンタモニカにあるTécnica Federico大学で、参加者数は300人から500人、最低でも250人を見込んでいるとのこと。文化系と貿易系の政府系機関から総額9000ドルの予算がついているそうです。ちなみにIGDAチリ支部は近い将来IGDA 南米サミットを開催することだそうですが、いまチリ政府はゲーム産業育成に非常に力を入れているため、実現する可能性も十分にありそうです。

ナイジェリア
格闘ゲームの大会「Naija Game Evo 2012」が5月30日に開催されました。一般コンシューマ向けのゲームトーナメントで、「鉄拳」「モータルコンバット6」などで70名から100名が盛り上がったとのこと。会場の模様はUstreamで配信され、再生状況が非常に悪いですが、こちらで確認できます(http://www.ustream.tv/recorded/22937687)。
ナイジェリアでは格闘ゲームに加えて、ウイニングイレブンやFIFAなどのスポーツゲームが人気だとか。世界は広いようで狭いと思わされます。

 





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