第2回「9leap」前期審査発表
CEDEC AWARDS 2012のネットワーク部門で最優秀賞を受賞し、関連書籍も続々と出版中。機能もバリバリと追加中と、メキメキと株が上がっているHTML5+Java Scriptゲームエンジン「enchant.js」。そのenchant.jsで、今年もスマートフォン向けオリジナルゲーム開発コンテスト「9leap(ナインリープ)」(主催:ユビキタスエンターテインメント・D2C)が開催中です。
その前期審査結果が発表され、優秀賞5作品と奨励賞2作品が選定されました。リンクをクリックするだけで遊べますので、ぜひプレイしてみてください。そして「これなら、俺様の方が何倍もおもしろいゲームが作れる!」と思った皆さん、ぜひ9月1日から開始されている後期コンテストに応募してみてください。前期・後期を通した最優秀賞には、GDC2013の視察旅行に加えて、IGDA日本が毎年現地で開催している業界人向けパーティに参加し、大勢のプロの前でプレゼンできる権利が授与されます。
なんたって、あのGDCに無料で参加できる! そして自分が作ったゲームを、GDCに参加するような現役バリバリのプロの前で紹介できる! こんなチャンスは、滅多にありませんよ。一人でも多くの方の参加を期待しています。
===以下リリースより===
第二回「9leap」受賞作品および評価ポイント
■第二回「9leap」前期優秀賞(5作品)
回転と疲労のトレードオフによって、回転を効率良く調節するメカニクスがオーソドックスなのに対し、「妹」というエッジだけのワードを、大方の予想を裏切る方向に発展させた異常なテーマデザインが面白い。(遠藤雅伸)
アクション型パズルゲームなのだが、ステージクリアの方法はひと通りではないのが秀逸。時間が立つほど加速していくというホンモノの物理とは違う、いわばファンタジー物理演算が入ってるところが凄い。(宮野友彦)
なぞって入力するコマンドがスマートフォンの特性を活かしている点と、難しいコマンドほど威力が強いなど全体的な作り込みを評価しました。イラストが非常に良く描けていて、細かい動きなども高評価です。(清水亮)
物理計算を使っていて動きがホンモノっぽくて、いちユーザーとしてダラダラやってしまいそうです。ステージの作り込みがもう少し凝っていればもっと楽しめるのではないかとおもいました。(宝珠山卓志)
ゲーム性ゼロに見えかねないが、まりもの弾性に不定形の魅力がある。ソーシャルとの連携も意欲的で、育成や増殖など機能が増えれば第二のなめこアプリになるかもしれない。技術水準もあなどれないものがある。(東浩紀)
■第二回「9leap」前期奨励賞(2作品)
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第二回「9leap」開催概要
詳細公開:2012年4月23日
募集期間:2012年5月1日-2012年8月31日(前期:募集終了)
2012年9月1日-2012年12月31日(後期)
受賞作品発表:2012年9月(本プレスリリース)
2013年1月(上旬)(後期:優秀賞)
2013年1月(中旬)(通期:最優勝)
募集内容:JavaScriptで書かれたスマートフォンで動作するオリジナルゲーム作品
応募方法:9leap公式サイトのフォームからZIP形式で応募
応募資格:小学生以上25歳以下の学生
審査方法:公開審査と審査員による審査
審査員 :清水亮 (株式会社ユビキタスエンターテインメント
代表取締役社長兼CEO / ゲームデザイナー)
宝珠山卓志 (株式会社D2C 代表取締役社長)
福岡俊弘 (週刊アスキー 総編集長)
東浩紀 (思想家/小説家)
遠藤雅伸 (株式会社モバイル&ゲームスタジオ取締役会長)
宮野友彦 (週刊アスキー 編集長)
賞品:MacBook Pro15インチまたはMacBook Air 13インチ(優秀作品複数対象)
GDC2013視察旅行参加およびIGDA日本主催イベント登壇権(最優秀3作品対象)
主催:株式会社ユビキタスエンターテインメント、株式会社D2C
協力:国際ゲーム開発者協会日本 (IGDA日本)
メディア・スポンサー:週刊アスキー、月刊ベストギア
※賞品は最新のモデルを選定させていただく為、変更する可能性があります。
※公開審査の詳細に関しましては、公式サイトにて掲出いたします。
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