BitSummit
<3月9日(土) 12:00-19:00 会場:京都Fanj Hall>
申し込み http://bitsummit.org/jp/
次世代コンソールの足音が近づく一方で、デジタル流通をベースとした、新規コンソールの発表が続いています。OUYAやプロジェクトシールド、SteamBoxなどです。これらの背景となっているのが、「マインクラフト」「風ノ旅ビト」といったインディーズゲームのムーブメントであることは、言うまでもないでしょう。
こうした中、3月9日(土)に京都で非常にユニークなゲームイベント「BitSummit」が開催されます。本イベントの目的は、日本の優れた開発スタジオや、同人・インディーズ系の作品を、海外のゲームメディアに幅広く紹介することにあります。また特別ゲストとしてValveのSteam関係者が来日し、参入方法などについてプレゼンテーションを行う予定です。海外メディアではGamespotや1upなどが参加します。
主催はキューゲームズのプロデューサー、ジェームズ・ミルキー氏(同社はイベントチームに名前を連ねていますが、会社の活動ではなく、完全にメルミー氏をはじめとしたボランティアスタッフによる運営です)。
ミルキー氏はもともとアメリカのゲームメディアで15年間エディターとして活躍し、その後キューエンタテインメントで「チャイルドオブエデン」などの制作に参加。現在は京都のキューゲームズに移籍し、「ピクセルジャンク」シリーズのプロデューサーをつとめています。いわば日米双方のメディアとゲーム開発事情を良く知る人物というわけです。ミルキー氏は「日本の優れたゲームや開発会社、インディーズの存在を、広く海外に知らしめる」ことを目的にあげています。
一般ユーザー向けのプロモーションイベントではなく、開発者向けの技術セミナーでもなく、企業同士の商談会でもない、これまでにないスタイルのイベントだといえます。そのため参加対象を明確に、ゲームの開発スタジオやインディ系のゲームクリエイターに限定しています。また海外展開可能なタイトルやIPを所有しており、会場で海外メディアに対して紹介できることが望ましいとしています。一方で通訳は主催者側で手配されます。
このような趣旨から、本イベントは一般参加可能なオープンイベントではありません。ウェブ上で参加申し込みをすると、後ほど主催者側から参加可否のメールが届く仕組みです。ただし、ふだん縁遠い海外メディアに対して自社タイトルを直接アピールできる好機ですので、ぜひ一人でも多くの方に参加されることを期待しています。参加費は無料です。
また主催者側ではイベントの協賛企業もあわせて募集しています。ツール&ミドルウェアベンダーの方からの問い合わせも歓迎とのことです。
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