IGDA理事会ブログ
「IGDAはアメリカに本部を置く国際NPOで...」という説明は、IGDA日本の活動に積極的にご参加いただいている皆様には周知かと思いますが、なかなか本部の存在を感じることは、こと日本においてはありません。そこでIGDA理事会のブログをIGDA日本Internatipnalization Forceの協力で日本語化し、参考訳として紹介していきます。
IGDA メンバーの皆さん、こんにちは。
IGDA Board は昨週理事会を開き、8月の理事会における内容について承認しました (詳細はこちら: http://www.igda.org/board/minutes 、英語)
また本理事会では各種プロジェクト (詳細はこちら: http://igdaboard.wordpress.com/2012/09/21/board-update-09212012/)、英語) の現状についても話し合いが持たれ、それに伴って以下の情報が更新となりました。
GGJ 2013 会場募集開始
IGDAが毎年1月最後の週末に開催するイベント「Global Game Jam」が近づいてきました.今回もすでに参加者募集に先立って,ゲームジャム会場の登録がはじまっています.ゲームジャム会場を確保して登録するまでのやり方は昨年までと同じで,過去のGlobal Game Jamで参加者登録した人は同じIDでログインできるし,初めての人もユーザ登録してゲームジャム会場を登録できます.
チャプターチャット通信6
プレスリリース
報道関係各位
2012年7月9日
国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)
代表 小野憲史
国際ゲーム開発者協会(IGDA)新会長就任のお知らせ
ニュージャージー州マウントロイヤル、2012 年 6 月 12 日 – このたび国際ゲーム開発者協会 (IGDA) の年次理事会において、ZeeGee Games 社の CEO を務める Dustin Clingman 氏が IGDA の新会長に選出されました。財務担当には Microsoft Game Studios 元バイスプレジデントの Ed Fries 氏が、書記にはカリフォルニア大学サンタクルーズ校 Center for Games and Playable Media の副所長を務める Jane Pinckard 氏がそれぞれ選出され、前期会長を務めた Riptide Games 社創設者の Brian Robbins 氏は、名誉会長となります。
長年IGDAのメンバーとして活動してきたClingma氏は、このボードメンバーを率いて新しいイニシアチブに向けて進むことを、心から楽しみにしていると述べています。
「IGDAという組織を新しい領域、そして新しい方向に推し進めていくことへ大きな期待を抱いている」とClingman氏は述べます。「本年からはDevelop Brightonを迎え、IGDAスカラーシップも引き続き拡大していきます。また、7月のIGDA SUMMITイベントでも、新トラックの追加や、より創造性をかきたてる基調講演を用意することで更なる充実を実現します。」
また、IGDA 理事会は最近、Ed Fries 氏および Sheri Rubin 氏を新たにメンバーとして迎えています。「今年は実に素晴らしい候補者が揃った年でしたが、おかげで多様性と相互補完性を備えたメンバーになったと思います。」とは Pinckard 氏の弁です。今後は、新役員の Ed と Sheri とともにさらなる飛躍を目指します。
2012‐2013 期 IGDA 役員一覧
• Dustin Clingman (会長) – CEO, Zee Gee Games
• Ed Fries ‐ (財務担当) Microsoft Game Studios 元バイスプレジデント
• Jane Pinckard (書記) – UC Santa Cruz、Center for Games and Playable Media アソシエイトディレクター
• Brian Robbins (名誉会長) – Riptide Games 創設者
• Wendy Despain(理事) – International Hobo Ltd.、ライター、デザイナー
• Darius Kazemi(理事)– Bocoup コミュニティデベロップメント ディレクター
• Cordy Rierson(理事), Microsoft Studios、スタジオヘッド
• Sheri Rubin(理事) ‐ Design Direct Deliver 創設者、CEO
• Coray Seifert(理事) – Slingo プロダクトデベロップメントディレクター
IGDA新役員一同はここに、前役員およびスタッフの多大なる貢献、そして投票に参加してくださったすべてのIGDAメンバーに感謝の意を表します。詳細については www.igda.org/directors をご覧ください (英語)。
国際ゲーム開発者協会(IGDA)について
IGDA はビデオゲーム製作者個人を支援する非営利団体として世界最大の規模をほこり、これまでに 17年の活動実績があります。IGDA は、同業者同士の横のつながりを作り、専門技術の習得を支援し、開発者コミュニティに影響を及ぼす問題の提起などを通じてゲーム開発者個人のキャリアの進展と生活の向上に真摯に取り組んでいます。詳細については www.igda.org をご覧ください (英語)。IGDA日本はIGDAの日本支部として2002年から活動しています。
以上
本リリースへの質問・お問い合わせなどはindo@igda.jpまで
IGDAのSusanがCEDEC AWARDSにノミネートされました
IGDAの教育専門部会でグローバルゲームジャム立ち上げの中心人物だったSusan Goldさんが、CEDEC AWARDSのプログラミング・開発環境部門でノミネートされました。たいへん素晴らしいニュースに皆びっくりすると共に、喜んでいます(こちらには、なんの連絡もなかったため・・・当たり前かW)。そこで選考理由について、より深く背景事情を理解していただくために、解説記事をポストしました。
つまりSusanは2006年に発足した教育専門部会で世話人を務め、2008年にカリキュラムフレームワークの改定にかかわりました。その上で2009 年にGGJ立ち上げの中心メンバーとして活躍し、2度にわたってMVPを受賞しました。この2点において、彼女はCEDEC AWARDSのノミネートに、非常にふさわしい人物だと言えます。
繰り返しになりますが、カリキュラムフレームワークを発展させ、さらに世界各地のゲーム教育拠点のネットワークを活用してGGJを世界各地に展開したスーザンの功績は、非常に大きいと言えるでしょう。
僕は彼女と面識はありませんが、Facebook上でノミネートについて伝えたところ。「ええ、たいへん喜んでいます。ありがとう」と書き込みがありました。こんなふうにIGDAは世界中に1万人弱の会員がいて、さまざまな活動を行っていますので、その広がりについて感じてもらえると嬉しいです。
E3、チャイナジョイなどのスカラーシップ募集が始まっています(4月27日まで)
IGDA本体で毎年開催しているスカラーシップで、新たにE3、チャイナジョイ、Develop Brighton、IGDA summitの募集が始まりました。締め切りは4月27日(米国時間)です。募集は下記ページで行われています。http://www.igda.org/scholarships
中でも注目したいのは、E3とチャイナジョイです。アメリカと中国という、ゲームビジネスで最もホットな地域で開催されるゲーム展示会で、語学が苦手でも楽しめます。6月に開催されるので授業がネックとなりますが、その点が解消できるのであれば、ぜひ学生のうちから参加をオススメしたいイベントです。
募集に際していくつか注意点があります。まず応募者は4年生大学か、それに相当する教育期間に在学中の学生である必要があります(おそらく専門学校でもOKでしょう)。またIGDAのStudent会員でなければなりません。会員になるには30ドルの会費(1年間有効)をクレジットカードで下記サイト(http://www.igda.org/join) から支払い、会員番号を入手しておく必要があります(応募で必要になります)。その上で冒頭のサイトから入力欄に英文で応募動機などを英文で入力し、応募する必要があります。
なお、IGDAでは毎年さまざまなイベントやカンファレンス向けに学生スカラーシップを派遣しています。渡航費やホテル代などの現地滞在費は自己負担ですが、イベントの入場料や現地でのスタジオツアー、パーティや有料カンファレンスの参加などへの特典がつくケースが多く(詳細は個々によって異なります)、全世界から意識の高い学生が集まることもあって、かなり良質なプログラムとなっています。
学生の募集と選考は原則としてIGDA本体が行い、ホスト役は各イベントが開催されるローカルの支部が担当します(昨年度はCEDEC向けにIGDA日本がホスト役を行いました)。
今年度のスカラーシップ派遣先イベントは全9会場です。詳細は公式サイトをご覧ください。ただしCEDECについては未定ですので、ご注意ください。詳細が決まりましたらご連絡差し上げます。
IGDAのボードメンバーの選挙が開催されています
締め切りは3月18日(現地時間)
IGDA本体の追加ボードメンバーを決定する選挙がウェブ上で開催されています。IGDAの正規会員の皆様には、それぞれ登録メールアドレスと選挙専用のパスワードが記載された英文メールが届いているかと思います。(メールの題名は「The 2012 IGDA Election has begun : YOUR VOTING INSTRUCTIONS are inside」です)。文中の「PLEASE CLICK HERE NOW TO VOTE」リンクから投票ページに飛べますので、4名の立候補者のうち適切だと思われる方のチェックボックスにチェックを入れて、「Cast Your Ballot」ボタンをクリックしてください。今回専任されたメンバーの任期は2年間で、4月1日より活動がスタートします。もしご不明の方がいればinfoあっとigda.jpまでご連絡ください。締め切りは3月18日(現地時間)です。
今回立候補した4名のプロフィールは下記で確認できます。
http://www.igda.org/elections
ケイト・エドワーズ シアトル支部代表 Locarization SIG世話人 エングローブCEO
エド・フリース FigurePrints LLC CEO 初代Xboxの立ち上げメンバーの一人
ジェームズ・コスタ BattleBorne Entertainment & 3G Studios, Inc. CEO
シェリー・ルビン シカゴ支部代表 Women In Games SIGメンバー 1999年よりIGDAに参加
GGJ2012のビデオキーノートにBaiyonさんが出演
1月28日から48時間にかけて、世界規模で開催されるグローバルゲームジャム2012では、開催に先駆けて映像による基調講演が公開されます(事前に各会場の責任者にビデオファイルが送付され、各々の会場で上映されるシステムです)。
昨年度は「塊魂」などで有名な高橋慶太さんが登場されましたが、今年は複数の著名開発者によるオールスター形式となりました。「シムズ」のウィル・ライトさんや、「Doom」のジョン・ロメロさんらに加えて、日本からも「PixelJunk Eden」を手がけたBaiyonさんが登場します。日本語→英語および英語→日本語の字幕作成は、現在IGDA福岡が中心になって行っています。
Baiyonさんの公式サイト
http://baiyon.com/
例年ビデオファイルはYoutubeにもアップロードされますが、ぜひGGJ2012に参加して、会場で直接ご覧ください! どんな内容になるか楽しみですね。
ビデオキーノート出演者
Will Wright(シムシティ、シムズなど)
Baiyon(PixelJunk Eden)
Gonzalo Frasca(Big Fat Awesome House Party)
Brenda Garno Brathwaite(ウィザードリィなど)
John Romero(Doom、Quake)
昨年度のビデオキーノート(字幕:IGDA日本Internationalization Force)
(1月11日,25日 23:00 On Air)
来る2012年1月27日17:00から,IGDAが主催するGlobal Game Jam2012(GGJ2012)が開催されます.GGJは世界各地の会場に集まったゲーム開発者が,48時間という限られた開発期間の中で,指定されたテーマに沿ったゲームを開発し競演する世界最大のゲーム開発イベントです.東京工科大学は一昨年,昨年に続き,今年も会場を提供し,その様子を学生インターネット放送チームBanyakを通じてUstreamで放送します.
それに先立ち,1月11日(水),25日(水)のいずれも23:00からGGJへ向けた特別番組を放送いたします.
IGDA日本支部の小野代表や昨年参加したゲーム開発者も交えて,GGJの目的や意義,そして醍醐味などを伝えて行きたいと思います.
GGJ2012に参加を予定されている方や,参加を検討している方,興味を持たれている方は是非番組をご覧いただければと思います.
当日の番組内容は下記の通りです.また,Twitterを利用して質問なども受け付けますので,参加に際して質問や要望のある方は是非この機会をご利用ください.
記
放送日時: 2012年1月11日(水),25日(水)
放送URL: http://www.ustream.tv/channel/banyak-ch
放送内容: 1月11日(水)
・GGJ開催にむけてIGDA日本のゲストを交えてのトークセッション
・日本国内のGGJ会場の詳細を会場の運営者を交えて紹介
・GGJへの参加のための具体的な方法紹介
・Twitterからの質疑応答
1月25日(水)<GGJ開幕直線特集>
・GGJ参加のための最終確認
・GGJ開催中のBanyak特集番組の紹介
・Twitterからの質疑応答
・その他検討中
Global Game Jamの公式アナウンスの日本語訳が公式ページに掲載されました。
Global Game Jam 2012 参加申込を受け付けています
1月27日から29日まで,世界各地で48時間のイベントが開催されます
IGDAが主催する48時間世界同時ゲーム開発イベント「Global Game Jam 2012」が、
GGJ2011 in 東京工科大学 ハイライト
IGDA CEDECスカラーシップ合格者発表
先日来告知していた、IGDAスカラーシップ for CEDECの合格者が決定しました。合格者の皆さんは以下の通りです。
・今田智子(京都大学)
・竹渕瑛一(神奈川工科大学)
・津坂真有(中京大学)
・堀田亮介(立命館大学)
・Chin Xiang Chong(Digipen)
・Josh Kierzek(University of Advancing Technology)
合格者の方々には、CEDECのレギュラーパスが送られます。また9月5日に開催されるスタジオツアーに参加いただけます。スタジオツアーの受け入れ先企業様は、イニス、キューエンタテインメント、サイバーコネクトツー、トライエース様です。このほかメンターとして手を挙げていただいた、専修大学の藤原正仁先生と、IGDAエグゼクティブディレクターのゴードン・ベレミー氏により、CEDEC期間中に特別ミーティング(談話)が行われます。
応募の最終締め切りは8月12日としていましたが、選考後に海外合格者の渡航キャンセルが続いたため、ご案内が遅れたことをお詫び申し上げます。なお本プログラムはIGDA(本体)の年間スカラーシップ計画にもとづき、IGDA日本が企画協力をして実施するものです。
Games Expressに、
IGDAが、上海のゲームショウ「チャイナジョイ」で
スカラーシップを募集
参加希望者を受付中(申込締切6月30日)
※訂正を入れました。公式ページでは6月12日になっていますが、告知が遅れたこともあり、海外からの参加者に対する募集は現在も続けられています。(日程はすいません。勘違いでした。訂正してお詫び申し上げます)
7月28日から31日まで、上海で開催される中国最大のゲーム見本市「チャイナジョイ」(China Digital Entertainment Expo&Conference)にあわせて、学生向けのスカラーシップが開催されます。米サンフランシスコのIGDA本部と、IGDA上海が協力して実施するもので、参加者はチャイナジョイのチケットのほか、下記の特典が受けられます。募集人員は12名で、うち6名が国際枠となっており、日本からの参加も呼びかけています。募集要項と参加申し込みサイトは以下です。
http://www.igda.cn/2011scholarship/students.html
・現地ゲーム開発者による業界レクチャーとランチ、ディナー(7月27日)
・チャイナジョイと、併設されるGDCチャイナのブースツアー(7月28日)
・IGDAネットワーキングイベント(7月29日)
・各参加者につき1名ずつ業界人がメンターとしてサポートを行います。
参加者は、英語か中国語が話せることが条件です。
また、渡航費と滞在費は、自分で用意する必要があり、渡航手続きも自分で行う必要があります。
IGDA上海
http://www.igda.cn/
もっとも、今もっともホットなゲーム展示会を、業界人のサポートを受けながら、自分の目で見て回れるチャンスは、料金以上の価値があると思います。今からアルバイトすれば間に合いますよね?
また英語といってもペラペラにしゃべれる必要はありません。むしろ、自分の「Poor English」(つまり片言の英語)を試す良いチャンスですよ。
ちなみに僕も昨年のチャイナジョイに取材に行き、その圧倒的なスケールと大量の人、そして中国式スタイル(ちょうど万博と重なっていた)に衝撃を受けました。学生ならずとも、一度は参加されることをオススメします。
[会場の風景はこちら] https://picasaweb.google.com/kono3478/16shot_chinajoy
このほかIGDA上海では、29日に開催されるIGDAネットワーキングイベントのスポンサー企業を募集しています。このネットワーキングイベントは、現地企業の人や行政などの支援を受けながら、数百人が参加するIGDA上海が主催する物としては、年間で最大の巨大パーティイベントになってきています。企業の方にとっても、中国で自社のコネクションを広げ、売り込むには絶好のチャンスでもあります。
スカラーシップについて相談したい、もしくは、スポンサードに対して、ご関心のある方は、kono3478あっとgmail.com(小野憲史)までご連絡ください。
各種に報道が出ており、日本語情報では、Kotaku Japanが18日に、詳しく日本語情報を出してくださっていますが、IGDA本体が以下のような情報を発表しました。