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<最終更新2013年3月10日>

サーバーを移転しました。2015年3月22日(日)
IGDA日本のサイトを移転しました。

こちらは、2015年3月22日(日)までの情報を掲載した旧サイトになります。

old2014.igda.jp

これ以後の情報は、新サイトに掲載しています。

www.igda.jp
インディ・同人ゲームを出展しよう!(OGC併催)

Independent Game Developers Summit 2015

4月24日(金)  【申込み・詳細】  <===出展申込みが延長されました(3/31まで)

Products/Release
Products/Release : ビナリソノリとエンザイムが戦略的パートナーシップを締結
投稿者 : kenji-ono  投稿日時: 2011-09-18 08:12 (6134 ヒット)   

ビナリソノリとエンザイムが戦略的パートナーシップを締結

ローカリゼーションベンダーのビナリソノリと、多言語ゲームテストベンダーのエンザイム研究所が戦略的パートナーシップを締結したと9月15日にリリースしました。ビナリ・ソノリのアカウントマネージャー、ファビオ・ミナッジ氏はIGDAメンバーであり、米Localization SIGの副世話人の一人としても活躍されています。またエンザイム研究所は昨年末に放映されたNHK「世界ゲーム革命」でも登場しました。

ローカリゼーションベンダーとテスターのパートナーシップと一口に言っても、なかなかイメージがわきにくいかもしれませんが、かなりユニークな取り組みが期待できます。たとえばローカリゼーションベンダーはアセットの翻訳を行いますが、通常はデバッグに携わりません。一方テスターはゲームのバグを発見するのが仕事ですが、キャラクターの口調やメッセージのテイストなど、言語的・文化的な内容の不具合については、判断がつかないのが一般的です。両者の機能を併せ持つベンダーもありますが、まだまだ例外的な存在といって良いでしょう。

またCEDEC2011のパネルディスカッション「社内外でさまざまに存在するローカライズの壁を越えよう」でも、フリーランスの翻訳者がGDD(ゲームデザインドキュメント)をセキュリティの面から参照できない、などの課題が議論されました。しかしエンザイム研究所のようなテスター企業では、企業からGDDの提供を受けてテストを行う例が普通です。こうした点でもシナジー効果が見込めるというわけです。

以下にリリースの全文を転載します。

 

報道関係各位

デジタル・エンターテインメント業界において、コンテンツ制作、翻訳、ローカライゼーションサービスを提供してきた Binari Sonori S.r.l.(「ビナリソノリ」、以下同じ)と、多言語ゲームテスト会社であるEnzyme Testing Labs (「エンザイム研究所」、以下同じ)は本日、正式に戦略的パートナーシップを締結することをお知らせいたします。

デジタル・エンターテインメント業界において、コンテンツ制作、翻訳、ローカライゼーションサービスを提供してきた Binari Sonori S.r.l.(「ビナリソノリ」、以下同じ)と、多言語ゲームテスト会社であるEnzyme Testing Labs (「エンザイム研究所」、以下同じ)は本日、正式に戦略的パートナーシップを締結することをお知らせいたします。

本パートナーシップにより、これまで両社がそれぞれ培った翻訳、音声収録、QAデバッグにおける経験と専門知識を組み合わせた、新しい形のローカライゼーションサービスをご提供することが可能となりました。タイトルのグローバル展開における品質の向上と、開発作業の効率化にお役立ていただければ幸いです。



効率化、手軽さ、コストパフォーマンスに優れた総合サウンド製作・ローカライゼーション・品質保証サービス

ビナリソノリCEOの、フルヴィオ・シオリは「私どもの目標は、世界中のゲーム制作者の皆さまに、より手軽で効果的で尚且つコストパフォーマンスに優れた多言語対応ゲーム制作に関連するソリューションをご提供することです。エンザイム社は、ゲームのテストを専門としており、また既にその分野において非常に豊富な経験を持っておりますので、弊社のような会社にとっては、大変理想的なパートナーと言えるでしょう。」と述べています。

また、エンザイムCEOのヤン・シアーも「この提携により、サウンド製作と翻訳、そしてQAデバッグといった、ゲームのローカライゼーションに必要な一連のサービスが、最適な形で実現されるものと確信しております。両社は、以前よりゲーム業界のグローバル化への貢献に取り組んでおり、欧州、北米、アジアにそれぞれ拠点を構える事で、常に地域密着型のサービスをご提供できるよう努力を重ねて参りました。そのような両社の業務プロセスが統合されることで、皆さまにも大きなメリットをお届けできると考えております。」と述べています。

ビナリソノリについて

ビナリソノリは、翻訳者、音声収録スタジオ、そしてプロジェクト管理スタッフにて構成されるローカライズの専門家集団です。世界中に散らばる専門スタッフにより、国際メディア・ローカライゼーション、翻訳、音声収録、海外コンテンツ制作といった、さまざまなサービスをご提供しております。当社がミラノ、ロサンゼルス、東京の拠点からご提供しているサービスは、国際的コンテンツ制作から、世界規模でのキャスティング、著作権処理、脚色、プリプロダクション、収録、ポストプロダクション等、多彩なメディア・ローカライゼーション業務、さらには徹底した音声・台本品質保証まで多岐にわたっております。

ビナリソノリ www.binarisonori.com

お問い合わせ先 infoあっとbinarisonori.com

エンザイムについて

エンザイムは、2002年にカナダ・ケベック州にて設立された、ビデオゲーム専門のQAテスト会社です。日米欧にそれぞれテスト専用スタジオを構え、制作コストの削減、製品化までの時間短縮、マーケットに合わせたゲーム制作支援といった検証サービスを、グローバルスタンダードに合わせて、ご提供しております。各プラットフォームメーカー様と提携する事で、コンシューマーゲーム機から、携帯ゲーム機、PC、スマートフォンなど、様々な機材での検証サービスが可能です。また、当社は品質マネージメントシステムの国際規格であるISO 9001:2008を取得しております。

エンザイム www.enzyme.org

お問い合わせ先 infojpあっとenzyme.org

 

本件に関するお問い合わせ先 

ビナリソノリ 広報担当

Alessandro Paglia ( alessandro.pagliaあっとbinarisonori.com) TEL: 03-5456-5622

エンザイム マーケティング担当

池田英一(eikedaあっとenzyme.org / TEL: 044- 852-4411)

 


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