洋書「Tabletop: Analog Game Design」の
キンドル版が100円でセール中
デジタルゲームではゲームデザインに関する数多くの書籍が出版されているのに対して、アナログゲームでは海外でも、その数は相対的に少ないのが現状です。こうした中、2011年に出版された「Tabletop: Analog Game Design」のキンドル版が100円でセールされていましたので、ご紹介します。
見てわかる Unreal Engine4 ゲーム制作超入門
[digital]ライティング&レンダリング 第3版書評
ボーンデジタルから「[digital]ライティング&レンダリング 第3版」を献本いただきましたので、SIG-TA世話人の麓一博さんに書評いただきました。
ゲームインターフェイスデザイン

ゲームクリエイターが知るべき97のこと
オライリーから「97のこと」シリーズの第4弾(オライリージャパンとしては初!)となる「ゲームクリエイターが知るべき97のこと」が刊行され、見本誌をいただきました。編者は前CEDEC運営委員長の吉岡直人さんです。本書にはCEDECですばらしい講演などをされたゲーム開発者の方々を中心に、97本のショートエッセイが収められており、自分の好きなテーマから好きなペースで読み進められます。エッセイの書き手は、いずれもゲーム開発の第一線でご活躍されている方々ばかりで、含蓄がみっちりと詰まっています。ページ数以上に厚く感じます。
これまで、こういった企画は「できたらいいねえ」という居酒屋トークで終わっていました。僕も昔は編集者でしたので、こういう本の企画をイメージしたことがあります。でも、すぐに諦めました。いろんなことがホントにホントに、めんどくさいからです。この本はそんなふうに「言うのは簡単だけど、やりとげるのは大変」な部類に位置します。それを真っ正面から突破して王道でまとめられたオライリー社と編者の吉岡さんはホントにすごいと思います。それと共に、こういった本が日本でも、ちゃんと出せるようになったんだなあと思うと、いろいろ感無量です。ゲーム業界の成熟度を示す一冊です。ぜひ書店で見かけたら、手に取ってみてください。
現代組織の情報セキュリティ・マネジメント
-その戦略と導入・策定・運用-
(リリース転載)
この書籍は、現代組織における情報セキュリティ・マネジメントについて、その戦略的な観点から、導入・策定・運用までのプロセスにおいて、認定制度である適合性評価制度(ISMS:Information Security Management System)に基づく理論的基礎の構築とフレームワークの確立を行うとともに情報セキュリティ技術について考察したものです。
現代組織が導入すべき情報セキュリティ・マネジメント戦略の内容、および情報化社会を安心・安全に生きていくために必要となる基礎的・応用的な情報セキュリティ技術を示しています。
情報化社会において、情報システム活用に伴う情報セキュリティに関する課題や問題点を解決するための情報セキュリティ・マネジメントの入門書として、最適な内容となっています。
■書籍名:『現代組織の情報セキュリティ・マネジメント その戦略と導入・策定・運用』
■サイズ:A5判304頁
■発行日:2012年09月06日
■ISBN:978-4-561-25590-1
■出版社:白桃書房
書籍「ゲームを動かす技術と発想」
ソフトバンククリエイティブから書籍「ゲームを動かす技術と発想」を献本いただきました。著者の堂前嘉樹さんはバンダイナムコゲームスのプログラマーで、代表作には「僕の私の塊魂」「鉄拳6」「鉄拳タッグトーナメント2」などがあります。またCEDECでも2010年から3年連続で講演をされています。
まだ、ぱらぱらっとしか読めていないのですが、文字が大きく、画像や図版がふんだんに使われており、できるだけ平易な説明がなされているので、非常に読みやすいです。専門学校生や大学の学部生などから、企業の新人研修などにオススメではないかと思います。
また「ゲームの作り方」や「プログラミングの入門書」などではなく、知っているようでなかなか知らない「ゲームプログラムがゲーム機上で動く仕組み」に焦点を当てて解説されているため、ベテランの方でも新しい気づきや発見があるかもしれません。
なんたって序盤(第二章)から、メモリとディスクの説明がされているのに心が掴まれました。どんなにディスク容量が増えても、メモリにプログラムが読み込まれないと、ゲームは動かないんですよね。すみません、わかってるようで、ちゃんとわかってませんでした。3Dグラフィックスについても、よく理解しないままシェーダーなどの専門用語を使ってました。僕もこの本で勉強します!
「レベルアップ」のゲームデザイン
実戦で使えるゲーム作りのテクニック
「『おもしろい』のゲームデザイン」「『ヒットする』のゲームデザイン」に続く、オライリー・ジャパンのゲームデザイン関連書籍第3弾が近日出版されます。タイトルは「『レベルアップ』のゲームデザイン」(原題:Level Up!: The Guide to Great Video Game Design)で、著者は「ゴッド・オブ・ウォー」「パックマンワールド」「マキシモ」シリーズなどでディレクターを務めた、THQのスコット・ロジャースです。
この手の海外の書籍には、学術的すぎたり、抽象的すぎたりして、いまいちピンと来ないものも多いのですが、本書は現役のゲームデザイナーが執筆しただけあって、非常にわかりやすく、実践的な内容になっています。それでも全500ページ近くあり、文字がびっしりあるので、ずっしりきますが、ユーモアあふれるイラストがたっぷり散りばめられており、楽しく読み進められます。
内容は全17章で、レベル立てになっており、読者のレベルやニーズにあわせて、必要な箇所だけ読めばいいようになっています。さらにコンティニューと称してボーナスレベルが9章用意されており、お腹いっぱいになれるでしょう。著者の経歴からわかるように、基本的にコンソールゲームのアクションゲームにおけるゲームデザインを中心に書かれたものですが、他のジャンルでも応用が利く普遍的な内容が多く含まれています。
でもって、著者の名前にどっかで聞き覚えがあるなあとググってみたら、2009年のGDCで「私がディズニーランドから学んだレベルデザインについて学んだすべて(Everything I Learned About Level Design I Learned from Disneyland)」という講演を行っており、たいへん楽しかったことを思い出しました。偶然にも拙稿でレポートしていますので、まずは講演スライドをチェックしたり、こちらの記事を読んでいただければと思います。その上で購入されたら、間違いないでしょう。おそらく期待以上の内容の書籍が手に入ります。
ちなみに監訳はスクウェア・エニックスで「キングダム・ハーツ」「ディシジア ファイナルファンタジー」などでディレクターを務めた塩川洋介氏が担当されており、その点でも間違いない一冊だと言えます。
技術評論社 WEB+DB PRESS Vol.68
http://gihyo.jp/magazine/wdpress/archive/2012/vol68
に「ゲームAI特集」(特集3、32ページ、著者:三宅陽一郎) が掲載されています。
ゲームAIの基本について解説されています。
特集3 はじめてのゲームAI ?意思を持つかのように行動するしくみ?
第1章:ゲームAIの基本原理 意思決定を行うための6つの型
第2章:ルールベースAI 複数の規則を組み合わせる
第3章:ステートベースAI 状態のネットワークで柔軟に思考を拡張する
第4章:ビヘイビアベースAI 迅速な行動のスイッチングを実現する
第5章:タスクベースAI 仕事を分解して効率的に振り分ける
第6章:ゴール指向AI 目標を達成するために突き進む
第7章:ユーティリティベースAI 現在の状況を把握して一番得する行動を選択する
LightWave 3Dテクニックビデオ「神風式 Lite - LightWave 3D編」絶賛発売中
現在、神風動画様と共同によるLightWave 3Dクリエータによるテクニック ビデオの第1弾【LightWave Creator's TIPS「神風式 Lite - LightWave 3D編」】が大好評、絶賛発売中です。
実際の現場のクリエータの方々も含め、このビデオをご覧になった数多くのユーザー様より「なるほど!神風動画はこんな使い方で作成していたのか!!」「今後の制作活動においてとても貴重なヒントとなるテクニックを学べた」などといった嬉しいお声をたくさん頂戴しております。
是非、創作テクニックの幅を広げる幾つかのヒントとして、クリエータの皆様方のお役に立ててください。
【このビデオの詳細】
LightWave 3Dテクニックビデオ「神風式 Lite - LightWave 3D編」
http://www.dstorm.co.jp/dsproducts/lw10/training/creators.html
※サンプルムービーにて一部内容を確認することができます。
【価格】6,090円(税込)
【ご購入先】
LightWave 3D取扱販売店
http://www.dstorm.co.jp/dsproducts/lw11/upgrade/dealer.html
またはディストーム・オンラインストアにても販売いたしております。
https://store.dstorm.co.jp/
LightWave 3Dガイドブック書籍「LightWave☆Beginners」のご紹介
LightWaveパワーユーザーの一人、うもとゆーじ氏による力作著書!「LightWave☆Beginners」が、この度新しくリニューアルされ販売開始となりましたので、ご案内させていただきます。
本書は、LightWave初心者に向けたチュートリアルブックです。ソフトが持つ全ての機能を解説するのではなく、初心者がつまずきやすいポイントに的を絞って、モデリング、テクスチャ、ライティング、アニメーションの基礎を実践的に解説しています。2004年刊行の初版から、解説の題材となるのは、CG制作の第一線で活躍する筆者独自の世界観を表現した、作り起こしの楽しいキャラクターたち。飽きずに学べる3DCG解説書です。
※本書は、2004年9月刊行の同名書籍の絵柄を新たに作り起こし、解説内容に加筆・修正を行った改訂版となります。
LightWaveの機能を、実際の作業に即しながら解説しているため、学校などの教育機関などにおいても「教材として使用しやすい」と大評判です。
【価格】3,990円(税込)
【ご購入先】
Amazon または全国の書店、
※本日より、弊社「オンラインストア E@STORM」にても販売開始いたしました。
https://store.dstorm.co.jp/
新刊「遠藤雅伸のゲームデザイン講義実況中継」
出版記念特別講義イベント【4月13日(金)】
「ゼビウス」「ドルアーガの塔」などのゲームデザイナーとして著名で、株式会社モバイル&ゲームスタジオの取締役会長。近年では日本デジタルゲーム学会理事・研究委員会委員長、さらにはCEDECのプログラムワーキンググループ(ゲームデザイン部門)も務められるなど、多方面でご活躍中の遠藤雅伸氏の新刊「遠藤雅伸のゲームデザイン講義実況中継」が3月末に出版されます。
また出版を記念して、秋葉原・書泉ブックタワーで購入された方には、遠藤雅伸氏の出版記念特別講義受講券が進呈されます(4月13日(金) 18:30- 会場:書泉ブックタワー)。サインセッションも予定されているそうなので、ぜひチェックしてみてください。
内容については、遠藤氏のブログ「ゲームの神様」で目次が掲載されています。
(まえがきより抜粋)
04年から東京大学大学院で、コンテンツ創造科学産学連携教育プログラムが始まり、遠藤もゲーム系の1コマを担当したのだが、ゲーム作りに必要な知識や分析力は、座学では身につかないと感じていて、05年から通年週2コマの演習を行なうことにした。本を読んだり、ネットで調べればわかる事は、教えなくても自分から勉強してくる生徒たちばかりで、本当に伝えるべきことは、経験則や価値基準の多様性ということに気付かされ、先生としても生徒に育てられた数年間だった。
「デジタルゲームの教科書」など4冊がPDFで販売開始
ゲーム業界の現状がこれ一冊で把握できる教養書「デジタルゲームの教科書」のPDFダウンロード販売が始まりました。本書は前代表の新清士をはじめ、IGDA日本の関係者が執筆陣に多く名を連ねており、ロゴも入った最初の書籍となります。iPad版に続く電子書籍化の第二弾です。
仕様的には▽価格はiPad版と同じ1800円▽本文内検索、コピー&ペースト可能▽印刷は不可▽PDF奥付には、購入者名と購入者メールアドレスが印字、となります。
このほか「デジタルゲームの技術」「ソーシャルゲーム業界最新事情」も同時リリースされました。ぜひチェックしてみてください。
http://bookpub.jp/books/bp/261
「ゲームプログラマのためのC++」(ソフトバンク クリエイティブ)が発刊されました。
C++では入門書は多くても、なかなか高いレベルの内容を持つ本は少ないですが、
この本は、中級者以上に向けて、C++の言語特性がゲーム開発にどう活かされるが、
第一級のゲーム開発者の深い考察とともに解説されています。
「ゲームプログラマのためのC++」
http://www.amazon.co.jp/dp/4797366761
【著者】マイケル・ディックハイザー (著)
【翻訳】田中 幸, ホジソン ますみ, 松浦 悦子
【監修】三宅 陽一郎
【出版社】ソフトバンククリエイティブ (2011/12/24)
【大型本】 512ページ
【ISBN】ISBN-10: 4797366761
ISBN-13: 978-4797366761
【発売日】 2011/12/24
【出版社サイト】 http://www.sbcr.jp/products/4797366761.html
【ソースコード掲載のサイト】 http://www.sbcr.jp/support/10385.html
【twitter上のハッシュタグ】#CPP4GP で感想や議論を共有することができます。
【解説】
「y_miyakeのゲームAI千夜一夜」の方に監修者の前書きの抜粋が掲載されています。
『ゲームプログラマのためのC++』発刊
http://blogai.igda.jp/article/51971488.html
また、監修者から本書のtwitter上の解説が以下のtogetterにまとめられています。
「ゲームプログラマのためのC++」予約開始に際して紹介コメント
http://togetter.com/li/223398
#CPP4GP 「ゲームプログラマのためのC++」 ハッシュタグまとめ
http://togetter.com/li/229827
「デジタルコンテンツ白書2011」 発売中
コンテンツ産業の市場規模、産業動向等の現状を解説、
市場動向の推移は、10年分を掲載し、
コンテンツビジネスの戦略立案や事業計画策定に、
デジタルコンテンツ白書2011
「ソーシャルメディアとコンテンツ」
監 修: 経済産業省 商務情報政策局
編集・発行: 財団法人デジタルコンテンツ協会
仕 様: A4変型・229ページ
定 価: 12,600円(税込)
ISBN978?4?944065?20?2 C3000
販売場所: 政府刊行物を取り扱う全国の書店
協会Webサイトで購入のお申し込みができます
http://www.dcaj.org/dcwp/
また、amazonでも購入ができます
http://www.amazon.co.jp/dp/4944065205/
問い合わせ先: E-mail:dcajhakusyo2011あっとdcaj.