「GDC Play」:GDC Expoブースにゲーム展示する
出展企業の募集が行われています
今年は、GDC期間中に、これまで商談機能を持っていたGame Connection(月曜日から水曜日)と、GDC(月曜から金曜日)とが、日程が重なっているものの別の場所での開催になりました。理由は想像するしかありませんが、ビジネス上の条件が折り合わなかったのだと思います。
GDC2012日本語情報アップデート
(プログラミング・プロダクションなど)
後半3日間に開催されるメインカンファレンスの「オーディオ・Audio」「ビジネス・Business」「プログラミング・Programing」「プロダクション・Production」の各2セッションずつ発表になっているハイライトセッションの訳出を行いました。
- 【サミット】スマートフォン & タブレットゲームサミット(GDC スマートフォン)
- 【サミット】ソーシャル & オンラインゲーム
【カンファレンス】ゲームデザイン トラック ハイライト53セッション
- 【カンファレンス】ビジュアルアーツ トラック ハイライト
36セッション
- New【カンファレンス】オーディオ トラック ハイライト
32セッション
- New【カンファレンス】ビジネス/マーケティング/マネジメント トラック
28セッション
- New【カンファレンス】プログラミング トラック ハイライト
59セッション
- New【カンファレンス】プロダクション トラック ハイライト
39セッション
GDCツアーが企画されました
1/17日追記:過去のGDCツアーでは募集最低人数に達せず、ツアーが流れてしまうことがありましたが、今回はその心配はないようです。PTSの担当者に確認したところ、「購入されたパスがキャンセルできないことから、ツアーではなく個人ベースでの対応とさせていただいています。申し込まれた方には、何らかの形で必ずアレンジさせていただきます」との解答をいただきました。1月31日の締め切りですが、まだ若干名の余裕があるようですので、GDC参加を検討されている方は、ぜひご確認ください。
JTBグループ企業のPTSにより、GDC2012のツアーが企画されました。3月4日(日)成田発、3月10日(土)サンフランシスコ発→3月11日(日)成田着の6泊8日で、旅行代金は一人様 176,000円(6泊8日、食事なし、航空便:エコノミークラス、ホテル:1名1室利用)です。実際にはこれに、燃油サーチャージ料とGDCのパス料金、現地の交通費などが別途かかります。申しこみ締め切りは1月31日です。詳細は下記をご参照ください。
http://www.pts.co.jp/corp/gdc2012/
Game Developers Conference(GDC)は、ゲーム開発者向けの、カンファレンスイベントです。展示、様々なチュートリアル、ゲーム業界人によるプログラミング、デザイン、製品、ビジネス、法律問題、グラフィックを含むゲーム関連の話題に関するカンファレンスや討論が活発に行われます。ビジネスに有意義なこのチャンスをお見逃しなく! │ Official SITE http://www.gdconf.com/
===日程===
3月4日(日)
東京(成田)発→サンフランシスコ着
空路、サンフランシスコへ---[国際日付変更線通過]---着後、専用車でホテルへ(チェックインは15時以降となります)
3月5日(月)-3月9日(金)
サンフランシスコ滞在 GDC参加(徒歩でホテル往復)
3月10日(土)
サンフランシスコ発
専用車で空港まで移動。空路、帰国の旅へ---[国際日付変更線通過]---
3月11日(日)
午後、成田着
日本語訳情報の提供開始
2012 Independent Games Festival
最終ノミネート作品が発表
GDC会場で「Game Developer's Choice Awards」と共に発表される「Independent Games Festival(IGF)」。前者が大手パブリッシャーから発売されるAAA級タイトルなのに対して、後者は世界最大級のインディゲームを対象としたグランプリです。
受賞式は、GDC3日目の3月7日(水)に行われます
http://www.igf.com/02finalists.html?cid=GDC12_Update6
<IGF公式サイト>
http://www.igf.com/
インディゲームは独立系ディベロッパーが制作・販売を行っているゲームで、いわゆる同人ゲームと異なり、当初から商業販売を見越しているか、またはすでに販売されている点が特徴です。玩具業界(家庭用ゲーム)やレジャー業界(業務用ゲーム)を中心に発展してきた国内と異なり、欧米では1990年代後半までPCゲーム市場が大きく、まずPCプラットフォーム上でプロトタイプを開発してパブリッシャーに売り込み、家庭用ゲーム向けに発売するといった商習慣も多く見られました。
またリーマンショック以降は大手スタジオのリストラが進む一方で、スマートフォンやソーシャルゲーム、SteamやXBLAなどのデジタル流通が拡大しし、大手から独立したスタートアップ企業がインディゲームを開発する流れが急速に加速しています。クオリティも非常に高く、AAA級ゲームの保守化が進む一方で、いまやゲーム産業のイノベーションを牽引しているのは、実はインディゲームであるという見方もできるほどです。
昨年は日本でも話題になった「マインクラフト」が、Independent Games FestivalだけでなくGame Developer's Choice Awardsにも食い込み、全部で5冠の栄誉に輝くなど大旋風を巻き起こしました。一方で今年のノミネート作品をみると、比較的均等に作品が散らばっているようですね。その中でも一人称ゴーストゲームという異色作「Dear Esther」が4部門にノミネートされており、頭一つ抜け出ています。
僕もデモ版やフリーソフトを中心に遊んでみましたが、ゲーム史上最弱と言われる主人公が活躍するアクションゲーム「スペランカー」をモチーフとしたに違いない「Spelunky」が目を引きました。SFCテイストあふれるアクションゲームで、日本の同人ゲームからブレイクした「洞窟物語」(Cave Story)のフォロアーというところでしょうか。他にブラウザで遊べるFlashベースのミニゴルフゲーム「Wonderputt」や、どこか80年代ナムコテイストなアクションパズル「ASYNC Corp.」などがおもしろく感じられました。いま、一番勢いのあるゲームがずらりと揃っていますので、ぜひチェックしてみてください。
また余談ですが、Windowsベースのゲームには、XBLAで配信予定のタイトルも結構あるんですよね。「マインクラフト」と並んで人気を集めた「LIMBO」がこのパターンでした。インディゲームの取り込みにXBLAが熱心な様子が感じられます。
2012 Independent Games Festival Finalists
Seumas McNally Grand Prize:
Dear Esther
FEZ
Frozen Synapse
Johann Sebastian Joust
Spelunky
IGDA GDCスカラーシップの募集締め切りは1月20日です
申し訳ありません。本来はもっと早くにアナウンスすべきでしたが、GDC2012のスカラーシップが現在開催されており、募集締め切りが1月20日(米国時間)となっています。募集は下記ページで行われています。
http://www.igda.org/scholarships
GDC2012スカラーシップとは、IGDA本体が毎年行っているもので、全世界からゲーム業界を志す学生を募集・選考して、GDCのパスを無償提供するというものです。例年であれば25名の学生に対してフルパス(All Access Pass、2100ドル相当)が提供されます。GDC2011では日本から2名の学生が選考をパスして参加しました。そのうちの一人、岩本翔君のレポートが下記に掲載されています。
http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=3341
募集に際していくつか注意点があります。まず応募者は4年生大学か、それに相当する教育期間に在学中の学生である必要があります(おそらく専門学校でもOKでしょう)。またIGDAのStudent会員でなければなりません。会員になるには30ドルの会費(1年間有効)をクレジットカードで下記サイト(http://www.igda.org/join) から支払い、会員番号を入手しておく必要があります(応募で必要になります)。その上で冒頭のサイトから入力欄に英文で応募動機などを英文で入力し、応募する必要があります。
特典として与えられるのは、上記のようにAll Access Pass1枚と、サンフランシスコ近郊のゲーム会社のスタジオツアー、スカラーシップ学生を対象としたオリエンテーション、各種イベントへの参加権利などです。学生に対して世話役のゲーム開発者もつき、さまざまなアドバイスなども受けられます。一方で往復の航空券やホテル代、滞在費などは自分で負担しなければなりません。このように書くと「英語だし、大変そうだし・・・」と思われる学生が多いかと思いますが、はっきり言ってかなり良質なプログラムだと聞いています。僕が学生でGDCに参加する予定があれば、絶対に応募しています。アジア、特に日本からの応募は少なめなので、狙い目です。
なお、一点だけご注意を。応募申し込みページにCEDEC2012のチェック項目がありますが、現時点でIGDA日本としてCEDEC2012のスカラーシップを行うか否かは、まだ決まっていません。早とちりしてCEDEC2012の欄にチェックを入れないように注意してください。
それでは一人でも多くの学生にGDC2012スカラーシップに応募してもらって、実際に参加してもらえればと願っています。よろしくお願い申し上げます。
Game Developer's Choice Awards
ノミネート作品発表
ゲーム開発者の投票をベースに決定される(僕などは良く「ゲームのアカデミー賞」などと形容したりしていますが)
第12回Game Developer's Choice Awardsのノミネート作品が発表されました。
日本の企業のゲームでは
Best Game DesigneとGame of the Year に「ダークソウル」
Best Visual Arts に「エルシャダイ アセンション オブ ザ メタトロン」
Best Handheld/Mobile Game に 「スーパーマリオ 3Dランド」
がノミネートされています。
「ダークソウル」は「デモンズソウル」に続いてのノミネートで、海外ディベロッパーから高く評価されていることがわかります。「エルシャダイ」がノミネートされているのも嬉しいですね。「スーパーマリオ 3Dランド」は貫禄の選出でしょうか。
受賞作品の発表はGDC会場で3月7日(現地時間)に開催されます。
<英文での発表 GDC News and Information Blog>
<Game Developers Choice Awards 公式ページ>
Best Game Design
The Elder Scrolls V: Skyrim (Bethesda Game Studios)
The Legend of Zelda: Skyward Sword (Nintendo)
Portal 2 (Valve)
Batman: Arkham City (Rocksteady Studios)
Dark Souls (From Software)
来年も、Game Developers Conference 2012 がサンフランシスコで、
3月5日(月)〜9日(金)の日程で開催される予定です。
パスの早期申込(Early Bird)は、2月2日(米国西海岸時間)ですので、ご注意ください。
※新注 GDC2012は3月5日(月)-3月9日(金)です。理由はわかりませんが、GCと日程は重なっているものの、別開催となったようです。
Game Connection America 2012
ジャパン・ジェトロブース
http://www.jetro.go.jp/events/tradefair/20111114442-event
ジェトロは、2012年3月に米国・サンフランシスコで開催される「Game Connection America 2012 (GC)(以下、GC)」にジャパン/ジェトロブースを設置し、コンテンツ輸出に取り組むわが国中小企業の海外展開を支援します。
GDC 2011で行われる講演は確認できている日本人セッションは、全体で9セッションになりました。
3月2日(水)
(調べは、小野憲史さんによります。もし、洩れているセッションがあったらFacebook上にご連絡頂くか、Twitter @kiyoshi_shin までお知らせください)
小野さん wrote
GDC2011の日本人セッションリストがまだ作成されていないため、とりあえずFacebook上に一覧ページを作りました。(アクセスには、Facebookがログイン状態である必要があります)
http://www.facebook.com/home.php?sk=group_126623894071624&view=doc&id=135797906487556
あわせて毎年、同時通訳が行われるNorth HallのRoom135のタイムトラックもまとめました。日本人セッションもこちらにまとめられていますので、おそらく今年も全セッションで同時通訳が入ると思います。
http://www.facebook.com/home.php?sk=group_126623894071624&view=doc&id=135803169820363
Classic Game Postmortem の11セッションの一覧は以下になります。
http://www.facebook.com/home.php?sk=group_126623894071624&view=doc&id=135808673153146
また同人ゲームクリエイターとして、GDCで初となるスピーカーの栄誉に輝いた「洞窟物語」はこちらからダウンロードできます。海外ではWiiウェア版、DSIウェア版が商業配信されています。
GDC2011の25周年特別企画「Classic Game Postmortems」の開催と概要が発表になりました。




※以下は、GDCを運営するUBMとIGDA日本とが行っている、プロモーションパートナーシップに基づいて認められている参考訳です。企業を代表する公式な翻訳ではありませんので、ご注意ください。
基調講演 情報
日程:3月2日(水)
時間:午前9:00 - 10:00
場所:モスコーニ North, Hall D
http://www.gdconf.com/conference/keynotes.html

GDC2011のセッションで、目玉と位置づけられる「ハイライトセッション」参考訳のすべてが出そろいました。それぞれのトラックから5セッションが選択されています。
Game Developers Conference 2011の早期申込締切までちょうど1ヶ月になりました。